前回は23BB-Xデスピナの音出し改造ベースとして適切かどうかを検証しました。

実際の検証内容は音出し改造の内容ではなく、ダブルハンドル化できるかどうかという内容でしたが、今回は23BB-Xラリッサの改造をご紹介していきます。
23BB-Xラリッサを音出し改造に向くか?
まずはラリッサですが、いわゆるレバーブレーキの入門機に位置します。
そしてこのリールは16デスピナとほとんど同じです。糸ふけテンションレバーが搭載されており、ドライブギアの形状も16デスピナとほとんど変わりません。

16デスピナと同じパーツは、ピニオンギア、ウォームシャフトギア、ウォームシャフト、ボディガード等。内部パーツはほぼ同じです。
シンプルに違いになるのは、ボディベアリングが1点ブッシュで組まれていること位です。

そのため、シンプルにベアリングカスタムを行えば、16デスピナと同等のリールになります。
つまり、ダブルハンドル化も容易なので、音出し改造ベースとしては非常に拡張性のあるリールであることがわかりますね。
ベアリング追加改造のポイント
まず、ドライブギアのベアリングを交換するだけなら、抑え板を分解する必要がないので、組み戻しも用意に行えると思います。

レバーブレーキで最も難しいのが灰色のベアリング抑え板の組み方なので。
ただ、ウォームシャフト上部のブッシュをベアリング化するためには、ウォームシャフトギアを外す必要があるので、ピニオンギアも取り外さないといけません。

全バラシできれば、3BB追加可能となり、

巻き感も中級機と変わらない位のものになってきます。

ウォームシャフト上下のベアリングはこちら。
ボディベアリングはこちら
今回はBOREDケミカルで組みましたが、レバーブレーキリール自体は逆回転できるので、多少粘性が高いケミカルも向きますが、音出し改造すると改造パーツの消耗が気になると思います。
その場合はケミカルをあまり乗せすぎずに塗布することが重要です。

またこのリールにはボディにナットが装着されております。

ボディとボディの間の穴に埋め込まれており、簡単に取れるので紛失にご注意ください。

音出しパーツについて
音出しパーツの組み方については割愛します。

このパーツも量産できれば販売したいのですが、バネの調整とピンの固定が安定しないので現状は改造のみでの対応となります。

このパーツ自体は、デスピナでもラリッサでも、ハイパーフォースでも同じなんですよね。SUTブレーキ搭載にはこのパーツは付かないので、別の改造が必要になります。
音出し改造するのは結局どのリールが良い?
費用を抑えて改造したい方には、23BB-Xラリッサ1択になってくると思います。
ただ23ラリッサにはPGが無いので、23ハイパーフォースLBのPGを選ぶのもありです。
一方、23ハイパーフォースLBはXGがありません。XGになると23ラリッサか23デスピナになりますが、23デスピナだとダブルハンドル化には、前回紹介したようなかなりマニアックな改造となります。
26年6月時点、23ラリッサは2万4千円前後、23デスピナが3万円前後、23ハイパーフォースが4万円前後と価格の開きがあり、優先するポイント次第ではありますが、23ラリッサを改造ベースにするのも選択肢としてありですよ。

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