ゼノン2500S&4000SHの2台のスタンダードチューン

当ページには広告が含まれている場合があります。

アブガルシアのゼノンのスタンダードチューンのご依頼です。

シム調整にて、ローターのガタ、リーリーングを止めた時のショックを出来るだけ無くして欲しいとのことです。触った印象から、リーリングのショックはアブスピニング固有の動作のようなので、極力シムバランスを見てどこまでよくできるか。

スタンダードチューンでの施工ですが、シムは0.01mmレベル(ハイスペックチューン)で調整しています。

目次

オーバーホール スタンダードチューン(2500S)

ゼノンは初見ですので、少々細かく分解の内容を撮影しています。

ローラークラッチのアクセスですが、このパーツはピンセットなどで回転させると外せます。

シムですが、0.20mm、0.05mm×2、0.03mmという構成。

ボディ内部のギア構造ですが、中間ギアが樹脂製ですね。

下位機種と大きな違いはなく、ギア4点の構造ですね。

ドライブギア。

この個体はざらつきが強い印象です。シムクリアランスが少しキツイような印象です。

ボディ内部の全分解完了。

洗浄実施。

オシュレートギア内のベアリングを交換します。

このベアリングはざらつきが出ています。

BOREDケミカルでグリスアップ。

OMEGAとTHETAを添付。ドライブギアはALPHAを追加して仕上げます。

ドライブギアのシムを減らします。

0.31mmへ。

ピニオンギア上下のベアリングですが、洗浄してテスト。かなりグリス抜けをしており、少しノイジーなんですよね。ダメージが出ているようで。

1点のみ交換ですかね。

リール上部も作業します。

ドラググリスはTHETA。

ラインローラーとハンドルノブは、NEMEAを添付します。

いったん仕上げましたが。

ピニオンギア上部のベアリングのダメージが気になります。上部のシムの問題かもしれないと思い再分解です。

ここ、0.20mm分シムが入っておりました。

上部の面を確認してみる限り、減らしても問題なさそうで、0.05mmまで減らしました。

最終的にはドライブギアのシムも0.32mmとなりました。

ざらつきは多少残るもののかなりフィーリングが良くなりました。シムバランスのみでフィーリングが軽くなったと思います。

ベアリングはスラスト方向への力によるフレから来るものですかね。

オーバーホール スタンダードチューン(4000SH)

続いて4000SHを作業してまいります。

こちらはグリスの量がかなり多め。

べったりです。

摺動部ですが、適度に粘度が抜けてスムーズな巻き感です。

ボディ、洗浄します。

BOREDケミカルでグリスアップ。

ドライブギアはDELTAを追加して仕上げです。

こちらもピニオンギア上部のシム調整。

ピニオンギアのベアリングを1点交換します。

ピニオンギアの上部シム調整します。

0.30mmでしたが、0.05mmまで減らしました。

リール上部も洗浄。

全体の汚れです。

リール上部も2500番と同じ仕上げですね。

ドライブギアのシムバランスは問題なしです。

作業完了です。

ピニオンギア上部のバランスチェックでかなりフィーリングが変わりました。

巻き心地がよくなったと思います。

いつもご依頼いただきありがとうございます。

記事に関する質問はこちら(コメントは基本的には公開されます。)

コメントする

目次