14バルケッタCI4+ 300HG ギアがかみ合わない

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14バルケッタCI4+ 300HGの修理のご依頼です。

クラッチレバーは切れる状態ですが、ギアがかみ合っておりません。メーカーの修理対応期間超過にて受け付けてもらえなかったそうです。

そういう場合はerengeworksへご相談を。

今回の不具合はこちらです。

目次

クラッチカム抑え板の固着

ボディを開けてみると。

グリスが固まってしまっています。

分解していきます。

ピニオンギアが抜けないので、周りから分解していきます。

これが固着しています。

クラッチヨークとクラッチカム抑え板が固着してピニオンギアが上がった状態。クラッチを切った状態で固定されていました。

さすがにこれだと動力が伝わらない訳です。

腐食と固着した抑え板を修正していきますが。

やはり無理でした。腐食部から折れてしまいました。

手元にあるのが、18炎月プレミアムのものしかなく。

適合をチェックすると、17バルケッタが流用できるので、手配します。

オーバーホール

引き続きオーバーホールを行っていきます。

ローラークラッチインナーにさびがあります。

フレームまでばらして。

洗浄完了です。

洗浄液がなかなか汚れてますね。

スプールベアリングの錆取り

スプールベアリングですが、さびていて抜けない状態でした。

BOREDのZAYTを浸透させて、

過去製品の超低粘度オイルKRAKENとHYDRAそして現行製品のBALBOAよりも更にワンランク低粘度化を実現したBORED史上で最も低粘度となるISO VG4で設計し、エステル化学合成油の特徴を最大限生かした極薄で強靭な油膜により回転抵抗を極限まで抑えたミニチュアベアリング全般の高回転を目的とする「潤滑性」を重視したオイルとなります。

少し熱します。

無事取れました。

錆取りも完了です。

内部ベアリングですが、スプールベアリングとピニオンギアベアリングの2点を交換します。

高耐食ベアリングに交換です。

組んでいきます。

ローラークラッチはVNLで仕上げます。

油膜の「耐久性」と「潤滑性」を併せ持つ海水にも対応したマルチパーパスなペーストとなります。

通常OHでも、防錆性の必要な個所は、極力防錆効果のあるケミカルを使用します。ただ、上位互換のケミカル指定のほうが防錆性能は高いと思われます。

取り急ぎクラッチカム抑え板が必要になるところまで作業しました。

パーツが届き次第作業再開します。

パーツ交換(8/18追記)

パーツが届きました。

クラッチカム抑え板とクラッチヨークを交換します。

組み上げて完了です。

スムーズな巻き感を取り戻しました。

この度はご依頼いただきありがとうございました。

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