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97スコーピオンメタニウムXT 修理&オーバーホール

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スコーピオンメタニウムXTの修理、オーバーホール依頼です。

レベルワインドキャップが破損しています。

この代替パーツは無いんですよね。何とか修復してみます。

レベルワインドキャップの修復

ネジ止め部を見てみるとOリングが無いですね。この世代はOリングが無く、またキャップ径が今よりも大きいです。

キャップの素材を確認する限り、いわゆる瞬間接着剤で固定するのが一番強度、耐久性も高いと判断し固定しました。

締め込みすぎなければ、恐らく破損せずに使えると思います。

オーバーホール

続いてオーバーホールです。

砂、埃、グリスの汚れを落としていきます。

クラッチレバーを固定している軸が固くて取れにくかったですね。

洗浄完了です。

パーツクリーナーの汚れです。

超音波洗浄したので、こびりついた汚れをきれいに落とせています。

ベアリングは3点交換です。

ハンドル軸は純正SARBに交換、その他は高耐食ベアリングに交換です。

スプールベアリングは温存します。

ドライブギアはDELTAとSIGMAを混合して仕上げました。

全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。

その他、BOREDケミカルでオイルアップして仕上げております。

元の状態を入念に確認できておりませんでしたが、巻き心地も良いですね。まだまだ使っていただけると思います。

ありがとうございました。

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