24ヴァンフォード 2500SHG 改造計画(1)自重計測と23ストラディック・20ヴァンフォードとの違いとは?

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24ヴァンフォードがリリースされたので、23ストラディック、24ツインパワーで過去検証した同番手を入手しました。

今回はスペックを深堀していきます。また、後日インフィニティループ化(スーパースローオシュレート搭載)ができるかどうかも検証していきますよ。

目次

開封

外観は前モデルより差し色の赤の割合が減って落ち着いた印象に。

外観をパッと見た印象としてはベースカラーは変更ないですね。なお、ローター形状は20ヴァンフォードと同じみたいです。

一方ボディ形状が23ストラディックよりスリムになっていますね。

そして、今回比較するのは以下20ヴァンフォード2500SHGと、

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自重比較

それでは自重測定です。

全体

やはり驚異的な軽さですね。

  • 20ヴァンフォード2500SHG:175.7g
  • 23ストラディック2500SHG:222.25g
  • 24ヴァンフォード2500SHG:180.61g

20ヴァンフォードから5gほど重くなっているんですが、23ストラディックとの差は圧倒的で約41.5gほど軽いです。

ハンドル無で158.88gですが、

23ストラディック2500SHGは197.77g

スプール抜きで114.74gですが、

23ストラディック2500SHGは154.48g

ローター抜きで76.12gで、

23ストラディック2500SHGは95.49gなので、19.37gの差になります。どこ部位が実際軽さに貢献しているか、確認していきます。

スプール

まずはスプールから。

23ストラディック2500SHGは34.75gでした。

えっ・・・ストラディックより重いという結果は意外でした。20ヴァンフォードは31.5gなので、スプールは自重が重くなる結果に。

前モデルから約5gほど重くなっていたので、スプール分が全体の重量を引き上げているということになりますね。

ハンドル

ハンドルは21.74gでした。

23ストラディック2500SHGは23.28gなので、1.5gほどですが軽いですね。20ヴァンフォードのハンドルと比べて重さはほぼ同一(21.80g)でした。

ローター

ローターですが、31.60gと軽さが驚異的です。

20ヴァンフォードが30.4gですから、自重自体の改善は無いものの、前モデルですでにローター低慣性による巻きの軽さ、巻き感の完成度が高かったので、今回もその巻き感が維持されている訳ですね。

ローターガード付きで33.58gですが、

23ストラディック2500SHGは53.91gなので、20gほどの差があります。

23ストラディックとの自重差を見た際に、軽量化に貢献しているのはボディとローターに集約されている訳です。

スプール受け・ローターナットの構造

少し脱線しますが、スプール受けとローターナットの構造は19ストラディック、20ヴァンフォードから変化はありません。

真鍮製のブッシュでメインシャフトを受けて、ベアリングは入っていないのですが、スプールの駆動はスムーズですし、メインシャフトに接触しているローターナット部にスレ感や巻き重り感が無いです。

この部分は非常に安定した設計なんだと思いますが、少しサプライズが欲しい所でもありますね。

空巻きのフィーリングは?

単純にオシュレートスピードが速いので、ライントラブルは少ないだろうと想像できますし、何より前モデルよりもインフィニティクロスの恩恵で巻き心地が非常に良いです。

『巻きも軽くスムーズな印象』、この感覚は前モデルでもありましたが、ギアが大きくなったことでギアの組み合うのを感じにくくなり、よりヌルヌルなフィーリングが出てきたような印象を受けました。

前置きとして『ボディ精度とバランスが高い個体』だと、非常に進化を感じることのできるリールです。価格も比較的手を出しやすい2万5千円程度なので、コスパが非常に良いリール

現行の技術特性の全部乗せまで行きませんが、初めて手にした中級クラスのスピニングリールが24ヴァンフォードの場合、価格感と巻き感のギャップ、巻き出しの軽さに驚きますね。

次回以降、改造記事を紹介いたします。

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