23ストラディック2500SHGをインフィニティループ搭載にすべく、24ツインパワー2500SHGのパーツを手配しておりましたが、先日パーツが届きました。
前回の記事はこちらですね。
インフィニティループ搭載ができるかどうか、事前検証した記事はこちら。
23ストラディックの改造記事より時間がかなり空いてしまいましたが、こちらの記事の続き続きとなります。
2024年5月4日追記
今回改造した23ストラディック2500SHGですが、オンラインショップで販売中です。
1点限りとなりますのでお早めに!
手配したパーツは??
手配したパーツは以下です。
24ツインパワー 2500SHG 商品コード:046796
- 71番 13XDV 中間ギア軸(C) 1個 275円
- 80番 10092 Oリング 2個 330円
- 81番 10R55 ウォームシャフト 1個 1,155円
- 87番 10R5N ウォームシャフトギアバネ 1個 220円
- 88番 10R5L ウォームシャフトギア 1個 935円
- 90番 10R4Q 中間ギア(C) 1個 825円
- 91番 13YJ8 中間ギア(L) 1個 825円
合計:4,565円
あとはウォームシャフト上部に入れるブッシュ、ベアリングを手配しています。
2*4*1.2mmのベアリングと2*4*2mmのプラブッシュを用意しました。どちらが良いかは実際に入れてみてテストします。
ウォームシャフト周りのパーツ組み立て
Oリングとバネ、ウォームシャフトギアをウォームシャフトに組んで。
上部にブッシュを乗せてみますが、若干厚みが大きいような印象です。
ベアリングだとジャストです。
以下写真の下が純正のウォームシャフトで、上が今交換する24TPのものです。
行けそうなんですが。
ベアリングは外径がわずかに大きく、ボディ側を加工しないと入りません。
ブッシュの加工と中間ギアの組み上げ
ブッシュは入りますが、厚みを調整しないといけない。
2mm分の厚みを1.8mmまで削りました。
入れてみるとこんな感じです。
見事に収まりました。
手配した、中間ギアCとギア軸をを入れて。
手配した中間ギア大もいれます。もともとの軸を流用しますよ。ただこのままだと軸が若干長いので0.05mm分上部を削りました。
軸の位置関係は以下です。
ボディパーツの収まり具合のチェックとベアリング抑え板の交換
一度組んでみて違和感がないかチェックします。
中間ギア大のシムですが、軸の上部を0.05mm分削れていれば、シムの追加は不要でした。
なお、多少の影響だと思いますが、ベアリング抑え板の素材をプラ製からジュラルミン製に交換しました。
24ツインパワー 2500SHG 商品コード:046796 62番 10R53 ベアリング押エ板
精度が上がるので、巻き感自体は若干向上すると思います。
インフィニティループの実装完了
くみ上げ完了しました。巻いてみて、インフィニティループ、スーパースローオシュレート化できています。
金属ローターの24ツインパワーの方がまだまだアドバンテージがあり、一概に比較するのは難しいものの、空巻きの場合だと24ツインパワー2500SHGより23ストラディック2500SHGの方がフィーリングが良くなりました。
なお、実釣テストの際、ハンドルの遊びが若干あったので、
ドライブギアのシムは0.13mm→0.15mmとしました。
それぞれのリール自体の個体ではありますので、単純に23ストラディックが24TPよりよくなるということではありません。ただ、今回の検証結果として、23ストラディック2500番にインフィニティループを実装することができることが分かりました。
コメント
いつも楽しみに読ませていただいております。
今回の内容とは逆に、24ツインパワーや23ヴァンキッシュを所謂ノーマルオシュレート化することも可能ということでしょうか?
23ヴァンキッシュC2000SでPE0.2号を使っていて、魚を掛けるとラインが食い込んで巻かれる現象に度々悩まされております。
まだわからないですね。
難易度は24ツインパワーを通常のオシュレートスピードにする方が難しいと思います。
近々24TP2500番の改造予定です。これが可能なら2000番でもいけるかもしれません。