18セフィアBBの軽量化カスタムの第2弾です。
異次元と表現したのは、もう見た目から18セフィアBBではないのです。
前回に記事はこちら。

高強度樹脂 vs 炭素繊維樹脂

交換するのは、16ストラディックCI4+のボディと足つきフタです。

C2500ですが、2500番ボディとサイズは同じなので、交換の支障はなし。
いわゆるカーボン由来の素材で、炭素繊維樹脂素材を使用したCI4+と呼ばれるのパーツと交換します。
従来までの素材が高強度樹脂製なので、どれほど軽くなるのか。
自重比較(ボディ)
まずはボディから。

ノーマルの18セフィアBBは16.7gです。

16ストラディックCI4+は12.4gなので、4.3g軽くなります。
自重比較(足つきフタ)
つぎは足つきフタです。

18セフィアBBは26.4gです。

ストラディックCI4+は19.5gなので、5.9g軽くなります。
合わせると10.2gの軽量化!!
購入経緯
実はこのパーツ、中古のジャンク品を入手したんです。
その為、内部の清掃を行います。

ジャンクの理由がネジが少しバカになっているとのこと。

緩み止めで調整してみました。

何とか止まりましたが、後日別のボディのみを入手したので、そちらと交換しています。

緩み止めでも対応できない訳ではなかったんですが、なんとなく心理的なものです。
BB化検証(ウォームシャフトギア上部)
16ストラディックCI4+も18セフィアBBも中身は同じなんです。

ボディ内部は全く一緒と言っても過言ではない位、違いがありません。
分解のついでに、ウォームシャフトの上部にベアリングが入るか、検証してみたところ・・・。

形状が異なるので、やっぱり無理ですね。
内径も2mmから3mmの間なので、合うベアリングがありません。
交換手順
18セフィアBBのボディをすべて分解して。

入れ替えます。

ベアリングは洗浄を行い。

シマノ純正グリスでグリスアップ、ナスカルブでオイルアップをして。

ウォームシャフト上部のブッシュは、向きに注意!

これだとハマりませんが。

これで無事ハマります。

ギア類もすべて組みます。

ボディの合わせ面に、グリス(DG13)を添付します。

ボディガードの内部もグリス(DG13)でシールをします。

各ネジを締めます。

ドライブギアのシムが余りました。

このボディのネジも緩んでいたので。

先ほどの緩み止めを添付しました。

交換作業終了です。
ソルトでの使用の際には、ドライブギア周辺はDG13がいいですが、つけすぎると重くなるので注意してください。ボディの合わせ面の防水シールにはかなりおすすめです。
計量
重さを量ってみると・・・。

211.5gです。

前回の軽量化で217.5gだったので、6gの軽量化に成功です。
リールスタンドが少し重くなったのと、ハンドルそのものがツインパワーのものと交換している為、若干重くなっています。
なお、ハンドルノブ(ZPIのナローノブ)の自重差が大きいと思われます。
まとめ
元々の自重が238gなので、27.5g軽くなりました。
巻き心地はというと、あまり変わらないですが、持ち重りが改善しました。ローターを交換するともう、16ストラディックCI4+になってしまいますね。ただ、素材が軽いCI4+の方が強度が高いかも?と感じるのは気のせいでしょうか。
炭素繊維樹脂が強度への貢献をしているのかもしれません。
番外編(ノーマルギア → HG化)
ネジ穴がバカになっているボディから、問題のないボディの置換を行いました。
その時にHGパーツも入手したので、ついでにノーマルギアからHGへ交換してみました。

中古でジャンク。
ピニオンギアには結構な黒ずみがあります。

ギア類を洗浄します。

ピカールをつけて歯ブラシで磨きます。


結構綺麗になるもんですね。

ピニオンギアの内部もピカールと綿棒で研磨。

ドライブギアも研磨。

豆知識ですが、ウォームシャフトはノーマルギアもHGも同じもののようです。
結論、ドライブギア、ピニオンギア、中間ギア(大)の3点を交換すればOKです。
以前、13セフィアをHG化したときは、ウォームシャフトも交換が必要でしたが、15ストラディックのボディからは不要みたいですね。

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