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【ボディ分解】18イグジストのマグシールドレスチューンによる巻き心地の検証

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前回はボディ内部のマグシールドベアリングの交換方法を紹介しました。

引き続きワンウェイクラッチ部のマグオイルを抜く作業、およびボディ内部のOHを紹介します。

※耐久性の面については、保証できないので、実際参考にされる際は自己責任でお願い致します。

ワンウェイクラッチ部のマグレス化

ワンウェイクラッチ上部のマグレス化です。

マグネットは抜かずにマグオイルだけを抜きます。

マグオイルをパーツクリーナーで除去、クラッチリングやワンウェイクラッチをそれぞれ洗浄するのみですね。

マグシールドプレートと呼ばれるパーツの取り付け時、センター出しが大変ではありますが、マグネットが残っていもセンター出しがうまく出来れば、巻き感はそれほど変わりません。

つまり、マグオイルのみ除去してもあまり変わらないということです。

もしどうしても巻きを軽くしたいということであれば、マグネットも取ってしまわないと巻きの変化はあまりないと思います。

マグネット抜きは別途検証致します。

ボディ内部の全バラシ

続いてボディの全バラシです。

ギアを取り出します。

使用回数は10回未満だと思います。

中古購入ですが、元々のオーナー曰く3回ほどの使用だそうです。私は5回も使用していないですね。

ボディの全バラシ完了です。

パーツ点数は少ないです。

それでも下位機種よりは多いんですが、他社と比べると明らかに少ないです。

今回はローター、スプールは触りません。

すでにハンドルノブはリブレフィーノ+へ変更済みです。リブレのハンドルノブの調整方法のコツは別途紹介致します。

パーツクリーナーはマグオイルの色で、ほとんど汚れは無いです。

組み上げ

組み上げですが、少々コツがいります。なお今回使用するケミカルですが、BOREDグリスを添付します。

ドライブギアにはALPHAグリス。

全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。

オシレーティングギアにはTHETAグリスを添付します。

ALPHAよりもワンランク、DELTAよりもツーランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号となり、汎用では低粘度なグリスとなります。

このリールは組み上げのコツを解説するのが難しいリールですね。。

ちゃんと組めば非常にフィーリングが良くなります。ケミカルを入れ替えるだけでも巻き感は向上しますね。

作業完了しました。

マグシールドレスチューンによる効果

マグシールドベアリングを外したことで巻きの軽さが際立ちます。

また感度が上がるようで、若干ザラツキを認めます。

しかし、そのマイナスが気にならないほど巻きフィールが軽くなります。

ローターの軽さを生かしたカスタマイズですね。

あくまで推測とはなりますが、元々はマグシールドが入っていない世代もあったので、マグシールドが無いことで大きな不具合は出ないと思います。

ただし、ワンウェイクラッチ上部のマグシールドのマグオイルのみ抜く作業はあまり意味が無いと思いますね。

あくまで仮説ですが、

物理的な抵抗となっているのは、マグネットによる磁力で、オイルが原因ではない

という見立てです。

その点からだと、ワンウェイクラッチ上部のマグレス化はマグネットを除去しないと意味がないですし、マグシールドベアリングもベアリング自体を外さないとマグネットが取れないです。

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