今回ですが、チューニングの中でも非常に難しい??スプールベアリングのチューニングについてご説明します。
ベイトリールですが、スピニングの構造とは異なり、スプール自体が回転する訳ですが、利用者の技術によってかなり左右されるのが、スプールベアリングの粘度とブレーキセッティングの関係です。
私もベイトリールの技術のなさには非常に悩まされてきましたが、ある程度キャスト精度とサミング技術がついてくるとスプールはできるだけ軽く回したくなるものです。
目次
ドライベアリング化と超低粘度オイルのコンボ
一つの方程式として、10g位までのライトゲームではあるもののある程度の耐久性が欲しい場合は、ドライベアリング+超低粘度オイルでチューニングするとノイズレスで快適なキャストフィールが得られます。

写真にある通り、スプールベアリングリムーバーを用意して、
簡単かつ安全にスプールシャフトピンを抜くことができる専用工具です。
スプールベアリングを取り出します。
そして、スプール受け、スプールベアリングそれぞれをワイズクラフトのレボリューションBBを添付して、ベアリングチェッカーでベアリングをひたすら回転させてアルコール成分を飛ばしてやります。
そうすると高回転になります。
簡単処理!「塗布して回すだけ」今までにない皮膜形成。ドライベアリング処理の決定版!
このままでも使用できますが、どうしても高速回転のためノイズが少し気になると思います。そこで最後にZAYTを添付して戻すだけ。
過去製品の超低粘度オイルKRAKENとHYDRAそして現行製品のBALBOAよりも更にワンランク低粘度化を実現したBORED史上で最も低粘度となるISO VG4で設計し、エステル化学合成油の特徴を最大限生かした極薄で強靭な油膜により回転抵抗を極限まで抑えたミニチュアベアリング全般の高回転を目的とする「潤滑性」を重視したオイルとなります。
ドライベアリング単体だとノイズが少しありますが、オイルを少し入れてやることでノイズが緩和されます。
実釣してきました!
淀川でテストしてきました。

届かないところに送り込むことができれば、釣果にも直結しますね。
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