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ダイワ 20ルビアス FC 2000S 改造計画(4)~禁断のマグシールド・レスの為の分解作業~

20ルビアス
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第4回目ですが、今回はマグシールドの除去と完全分解します。

前回は突然の失速・・・。

ダイワ 20ルビアス FC 2000S 改造計画(3)~禁断のマグシールド・レスの為の分解作業(前編)~
さて、お待たせしました。 今回、20ルビアスの脱マグシールド(前編)となります!!! 前回は脱マグシールドの内容から少し脱線しましたが、モノコックボディを分解する手順は、20ルビアスをメンテナンスする上で非常に重要ですからね。 それにしても...

マグシールド分解&除去

それでは、20ルビアス FC 2000Sのマグシールドの分解作業です。

初回でもお伝えしましたが、以下改めてご確認ください。

この記事はマグシールドを除去する内容を記載しておりますが、参考にされる方はメーカーメンテナンスが受けられなくなることをご理解ください。

なお、分解により不具合が生じても当方では責任が持てませんのでご了承ください。

また、分解を勧めるものではなく、あくまで個人でご利用いただく範囲で参考にしていただけると幸いです。

マグシールドキャップの外し方

まずはクラッチリングを外します。

後で外してもいいです。

このクラッチリングにマグオイルがべっとり。

それもそのはず、クラッチリングそのものが磁気を帯びているので、マグオイルが吸着している感じです。

このクラッチリングとマグシールドプレート(後で磁石を切ります!)をうまく外せば、マグシールドを温存して分解出来るような記事をどこかで見ましたが、未検証なので真偽のほどは分かりません・・・。

そして、キャップをよく見て分析します、、、構造的にはネジもないので、

・・・ねじ込み???

はい、ねじ込みでした。

反時計回りで緩みました!!

マグシールドユニット洗浄

これがマグシールドプレートです。

これを外すことで、マグシールドのマグネットが本体から外れます。

マグシールドプレートOリングとマグシールドプレートカラーを外して。

残りはワンウェイクラッチのみ。

ワンウェイクラッチも引っ張り上げると外れます。

このパーツ類にマグオイルが付着しているので、

パーツクリーナーで洗浄するときれいになりますよ。

マグネット除去

洗浄が終わったら、マグシールドの為に設置されているマグネットを除去します。

以下の写真のように、大きいプレートと小さいプレートの間に磁石があります。接着剤で固定しているんですね。

クラッチリングをはめると引っ付きます。

この磁性が回転抵抗として巻き感が損なわれている原因でもあるようです。

ここでデザインナイフの出番!!

隙間に歯を噛ませてゆっくり磁石を引きはがしていきます。

外周に歯を入れると、無事除去完了です。

この磁石のパーツは不要なので、組み上げ時はプレートのみ使用します。

脱マグシールド完了です!!

ボディ全バラシ

引き続きばらしていきます。

ローラークラッチを取るとピニオンベアリングプレートという抑え板があるので、これをプラスドライバーでネジを外して取ります。

ピニオンギアが抜けました。

ここからはポイントのみです。

第2回目で紹介しましたが、エンジンプレートを外してもとギアが抜けないとお伝えしました。

ダイワ 20ルビアス FC 2000S 改造計画(2)ディスクレンチの使用方法と問題点について
前回は20ルビアスを分解する為の工具について紹介しました。 今回は、その工具の中でも18イグジストを代表とするモノコックボディを分解するための専用工具(治具)ディスクレンチの使用方法についてご紹介します。 IOS Disk レンチの使い方 ...

ここにリアーキャップSCというパーツがあります。(SCはスクリューの略でしょうか?)

 シマノで言ういわゆる摺動子ガイドです。

マイナスネジになっているので、マイナスドライバーで緩めます。

そうすると、

リアーキャップが外れて各部が分解出来る様になります。

ドライブギアが外れてメインシャフトを引き抜くことも出来ます。

以下は全バラシしたパーツです。

ローターのみ分解していないですが、別途ラインローラーの構造を別途紹介いたします。

まとめ

全バラシ完了しました!!

マグシールドを取り払い、軽快なリーリングの為の準備は整いました!!

全バラシすることで、ギアやベアリングのケミカル調整が可能になります。

次回組み上げの際に、軽巻きチューンで仕上げていますので、その内容と分解と組み上げの際の注意点をご紹介致します。

ダイワ 20ルビアス FC 2000S 改造計画(5)~全バラシしたパーツを軽巻きチューンで組み上げ!~
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