ツインパワーBB-X スペシャル800GTの修理のご依頼です。かなり年式の古いレバーブレーキリールです。

初見ですが、パーツ破損の修理のため、中古品を探して修理を行います。

オーバーホール
分解していきます。

ローター内部にローラークラッチに似た機構が組み込まれています。錆びが出ており、分解不能ですが極力錆を取ります。

レバー部には残留物が詰まっています。。。

ボディを開けます。

ギアは摩耗しているのがわかります。かなりのごろ感ですがギアだけが原因ではなさそうです。

ボディもかなりの汚れです。

洗浄実施。

かなり時間がかかりましたが、きれいになりました。パーツクリーナーはすごいことに。

破損個所は3か所ですかね。
1点目は、ストッパー受けというパーツが曲がっています。

修正して組んでみますが。

ピニオンギア受け部が破損していますね。

パーツ取りに用意したボディ組だと破損していないのがわかります。

こちらと交換していきます。
修正したパーツで問題なさそうです。

2点目ですが、ストッパーカムというパーツも破損していました。

こちらも交換します。
そして3点目がストっパーツマミですね。

ボディベアリングの状態が良くないので、3点交換いたします。

レバーのシムもなかったので、4.5×7×0.5mmのシムを入れます。
グリスアップ。

違和感の原因ですが、ウォームシャフトオシュレートがかなり不安定でして、ピンとのクリアランスが大きいようです。厚み0.5mmのシムを追加してみたところ、かなり良いフィーリングに良化しました。

作業完了です。

ギアは思いの他違和感が出ていないのかもしれません。
ウォームシャフトピンが脱落したことでボディを変形してしまい、内部でボディの破片が引っ掛かりレバーが破損という流れかもしれません。ウォームシャフトの遊びがかなりなくなったので、かなり印象が変わっていると思います。
この度はご依頼いただきありがとうございました。

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