21STEEZ(スティーズ)A TW HLC 8.1のAⅡ化とスタンダードチューン(BOREDケミカル)

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21スティーズの改造のご依頼です。

21スティーズA TW HLC の8.1を22スティーズ A II TWのXHギアを移植して8.5まで引き上げます。同リールよりレベルワインドを移植し、高速化する改造のご依頼です。

合わせてフルベアリング化希望となります。

パーツ表を見る限り、同番手でドライブギアシャフトのサイズ等が同じなので、実装可能である可能性が高いです。ギアが届いたので、作業を行います。

目次

手配したギア

ドライブギア、ピニオンギアセットとウォームシャフトを手配。

この3点交換でタイトルのカスタマイズが完成します。

あと、持ち込みパーツとしてティアラのロングハンドルです。

では分解の内容からご紹介です。

完全分解(全バラシ)

それではすべてバラシて不具合パーツの交換とベアリング化を行っていきます。ギアとウォームシャフトは交換するだけなので、比較的簡単に終わると思います。

スプールベアリングを取り外します。

マグシールドベアリングが1か所。

ここのベアリングはまだ大丈夫ですね。

ギア周り。

ばらします。

ギアシャフトのベアリングがさびてますね。

ここは交換になります。

ウォームシャフトを取り外します。

このベアリングもさびてますね。ここも交換となります。

全分解、

完全洗浄を施します。

ギア構造

上部が入れ替えるギアとウォームシャフトですが、ドライブギアはピッチが細かくなっています。ピニオンギアのサイズ感はあまり変わらないですね。

ウォームシャフトですが、従来は4.5回転ですね。つまり9回転で1往復です。

これが3.5回転(7回転で1往復)になります。

ギア比の変更による影響を考えて、ウォームシャフトをハイスピード化していると思いますね。

ベアリング交換と使用ケミカル

分解の時にチェックしたベアリングを交換します。

マグシールドベアリングにはマグオイルを充填しておきます。

スプールベアリングはNEMEAを中心にLIGHT DUTYを添付して耐久性だけではなく、潤滑性能を損なわないように調整しておりますよ。

2015年10月のマイナーチェンジにより配合している添加剤を見直し、当社KRAKENやGOLYATよりも極圧性と減摩性を向上させ、 低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。

ギアシャフトの根本にはBSLUでシールドしておきます。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中でフラッグシップとなる高粘度マルチパーパスオイルをコンセプトとするBSLUオイル。 METHODオイル製品中で圧倒的なベストセラーを誇る全方向対応のマルチパーパスな用途ながら、特に油膜性、防錆性、減摩性に優れた効果を発揮する、フィッシングリールからサイクルパーツまで幅広く対応したオーバースペックな「耐久性」を重視したオイルとなります。

これで潤滑と防錆を両立できます。

ドラググリスはALPHAを使用します。

印象ですが、いい感じの使用感です。

全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。

プラギアはOMEGAを使用。

ドライブギアはDELTAを使用して仕上げました。

文句なしの仕上がりですね。

違和感のないベアリングは極力温存しております。ハンドルノブはカラーが入っておりますが、ベアリング化しておりません。こちら変更も可能ですので、改めてご確認いただけると幸いです。

ありがとうございました。

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