15ツインパワーC2000HGSのマグナムライトローター化、フルベアリングカスタムのご依頼をいただきました。
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16ヴァンキッシュのローターを流用します。
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オーバーホール
パーツ手配しましたが、一部パーツの手配の誤りがありました。そのため、ローター交換は別途紹介します。
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まずはオーバーホールとフルベアリングチューンから。
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ローター、スプール、ハンドルは交換パーツ無です。
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ローターも一度組んでおきます。
ボディ内部。
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ざらつきとチャカ付きの原因はグリスが抜けていることと、ベアリングの消耗ですね。
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洗浄完了です。
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洗浄液の汚れです。
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ベアリング自体はざらつきが大きく出ている訳ではないんですが、ダメージがあるのでボディ内部は4点交換し、ウォームシャフト上下をベアリングに交換します。
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BOREDケミカルで仕上げます。
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OMEGAをメインに
全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。
ドライブギアはSIGMAで粘性を持たせます。
DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加
ローラークラッチを洗浄、CHIMERAを使用します。
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CHIMERAはミルスペック(アメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格)を上回る長寿命低揮発の油膜を維持、ヌル付きやベト付きなどの粘弾性を極力排除しサッパリとした質感のオイルとなっています。
取り急ぎ作業完了しました。
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ギアノイズも若干ありますが、ざらつきと乾いた感じは解消したと思います。
お待たせして申し訳ございません。残りのローターパーツの手配するので、ギアも手配してテスト交換してみます。
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