01ステラSW 4000PG バラバラのリールの組み上げ

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01ステラSW 4000PGの調子が悪いということでご自身で分解されて、くみ上げ出来なくなったということでご依頼いただきました。

当店ではオールドリールも受け付けております。オールドリールの作業に際し、少し加算させていただいておりますのでご了承ください。

目次

オーバーホール

よくあるフリクションリングが溶解して重くなったんでしょうか。

ゴムが袋に入った状態です。

とりあえず分解していきます。

ボディは開けてあったようですが、中間ギア周りは分解されていなかったですね。

洗浄しました。

洗浄液の汚れです。

ベアリングは5点交換します。

ドライブギア左右、ピニオンギア下、ローターナットベアリングを高耐食ベアリングへ交換します。

中間ギアの軸受け部のベアリングも回転不要がありますね。こちらは汎用ステンレスへ交換です。

ピニオンギア上部はそのままくもうとグリスを入れましたが、ざらつきが大きいので、汎用ステンレスに交換します。

シマノ純正グリスDG13を添付します。

物理的な硬さがあり、粘度自体は低くさらっとしています。

ウォームシャフトに高粘性のグリスを添付します。

汎用のOリングをフリクションリングに使用します。

続いてローター、スプール、ハンドルを作業します。

ハンドルノブベアリングは2点交換ですね。

水性ガラスコーティング剤で磨きます。

作業完了しました。

ギアの引っかかりが1か所ございます。その点以外はスムーズですが、元々引っかかりがあったのでしょうか。

ばらされた状態だと原因と結果の検証が難しくなりますが、くみ上げ作業自体はパーツ欠損が無ければ可能ですね。

ギアチェック

再確認しました。

合計3か所ギアが欠けている状態です。以下のギア部の欠けが大きいため引っかかりが出ているように思います。

現状でお返しでご了承いただきました。

ご依頼いただきありがとうございました。

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