21ツインパワーSW 4000XG 改造&インプレ(2)ボディ内部の考察(15ツインパワーSWとの比較)

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前回までは外観パーツを確認しましたが、今回はローラークラッチとボディを開いて内部パーツを考察致します。

前回からかなり日数が経ってしまいました。 4度ほど釣行したので、ファーストインプレを紹介。またボディ以外を分解してみたので内容...

15ツインパワーSWとの相違点

今回は大幅なメジャーチェンジがあるかと言うとそうでもないんですね。

いわゆるサイレントドライブ+インフィニティドライブで達成したのは、ノイズレスで軽快な巻き心地な訳ですが、前モデルとの相違点はそこに集約されています。

例えばローラークラッチですが、

固定ネジのパッキンや、

ローラークラッチそのものは全く同じなんですね。

具体的な相違点を見ていきます。

ベアリング抑え板

15年モデルは抑え板が無かったので、ここは好感が持てます。

抑え板を追加したことでワッシャーが追加になっています。

ローラークラッチインナーを挟み込むようにワッシャーを組みますが、分厚い方を下に組みます。

ローターナット

ローターナットの形状が違います。

15モデルではベアリングが入っていましたが、21モデルでベアリングの変わりにブッシュに変更にするための規格変更になっているようです。

このパーツはインフィニティドライブのキモとなる低摩擦ブッシュを搭載する為に変更になっていると思われます。

なお、20ステラSWは、

ベアリング入りでインフィニティドライブを達成している。

実はカスタムポイントはここだったりするんじゃないかと・・・。

後日検証しようと思います。

低摩擦ブッシュ

そしてボディ内部で一番のポイントです。

プラブッシュでメインシャフトを支持しているんですね。

前回説明したピニオン上部もプラブッシュで受けています。

インフィニティドライブは、

特殊表面処理を施したメインシャフトをプラブッシュで2点支持すること。

です。

なお、汎用機の最高峰のステラの一体型のローターナットベアリングですが、真鍮製のブッシュをベアリングに組み込んで純正パーツとして提供しています。

そのステラのローターナットブッシュですが、以前のモデルではプラブッシュで受けているステラもありました。

そして、ライバルのダイワもブッシュを金属にしたりプラにしたりと、モデルによって形態が変わってます。

・・・プラがいいか、金属がいいか、よくわからないです。

一つ言えることとしては、

ピニオン上下にブッシュを搭載したことで巻きが軽い、ノイズレスを達成しました。

その反面、デメリットとして考えれらることは感度が下がることですが、中型・大型機では実釣時に影響がないレベルだということかもしれません。

サイレントドライブ

そして、ここはサイレントドライブです。

私もクロスギアノイズは出来れば起きてほしくない不具合の1つなので、このチューニングは非常に好感が持てます。

ブッシュにOリングを搭載することで、クロスギアピンが暴れない設計になっている訳ですね。

分解(全バラシ)

ではボディを開けていく訳ですが、ボディガード、またボディネジを外す際はT-8のトルクスレンチを使用します。

プラスネジとプラスマイナスネジですね。

ボディネジは5点で、すべて長さが異なります。。。

上から短い黒、長い黒、シルバーの順です。

ドライブギア。

ボディ内部。

釣行は数回ですが、ステンレスの摺動子ガイドが黒くなっていますね。

15年モデルと比べてピニオンギアは長くなっている??

またドライブギアの軸の形状が若干異なるようですが、ほとんど変わっていないんじゃないかと思います。

実際、入れてみたことがないのでなんとも言えません。

なお、シムは内シムで調整しています。

ピニオンギア上部には、くぼみがあります。

このくぼみにブッシュの山を合わせる必要があります。

なお、ウォームシャフトの下にはブッシュです。

Oリングで固定されています。

ウォームシャフト、摺動子ガイドは15年モデルと同じだと思います。

ウォームシャフトギアは溝がある面が下になるように組みます。

なお、

13、20ステラSWは5ギア構造(ドライブギア、ピニオンギア、ウォームシャフトギア、中間ギア2点)

一方、

15、21ツインパワーは3ギア構造(ドライブギア、ピニオンギア、ウォームシャフトギア)

つまり、ボディ内部の設計コンセプトそのものが違います。

汎用機に関して言うと、中級から下位機種において5ギア化でステラ化が進んでいますが、SW機については構造の差別化が適切にできています。

※21アルテグラまで同一構造です。

最後にドライブギア左右のベアリングです。

ここも15ツインパワーSWと同じですね。

プラボディ側のネジと、

金属フットのフタ側のネジは異なります。

内部のワッシャーやパッキンも15ツインパワーSWと同じものだと思います。

なお、このパッキン。

なかなか取れないので、基本的にはそのまま取らずに作業します。

ボディシールの入れ方も15ツインパワーとほぼ同じだと思います。

まとめ

全バラシによる分解と洗浄を終えました。

摺動子ガイドの汚れによって、灰色になっていますね。

前回紹介した、

ローター構造の変更は大きなポイントになりますが、それ以外はそれほど実感としては変わらないポイントが多かったような気がします。

15ツインパワーSWとの相違点を確認していきましたが、何気に同じポイントが多いなというところでしょうか。

こういった細かい改善が本体の機能全体を底上げするので、大きく変わったからよくなる!っていうものでもないですけどね。

色々とみてきましたが、以下になると思います。

21ツインパワーSWのボディ内部のギア構造は大きな進化はないが、各部のマイナーチェンジで実用性がアップしている。
21ツインパワーSWの防水性能ですが、15ツインパワーSWと比べてもシーリングはほとんど同じ個所に施されている為、ほとんど変わらない。

次回は組み上げのポイントを紹介します。

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