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21ツインパワーSW 4000XG 改造&インプレ(4)20ステラSWのパーツ移植で2BB追加カスタムで11BB達成!

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前回は組み上げのポイントを紹介しました。

正直な所、カスタムポイントがあまりないのでご紹介出来るレベルになるか心配でしたが、実際にカスタムしてみてかなりいい仕上がりになりました。

9BBから11BBになりました!!

用意したパーツ

20ステラSW 4000XGのパーツを流用します。

今回はパーツの検証の為に余分にいくつか注文しています。

ウォームシャフトとウォームシャフト下部のブッシュ。

ローターナットとインフィニティードライブのキモとなる低摩擦ブッシュ、その他のパーツ。

ドライブギア、ピニオンギア。

使用したのは以下の6点です。

  1. 20ステラSW 4000XG 27番 ローター受カラー 1個 605円
  2. 20ステラSW 4000XG 28番 座金 1個 110円
  3. 20ステラSW 4000XG 29番 ローターナット 1個 935円
  4. 20ステラSW 4000XG 30番 ローターナットシール 1個 165円
  5. 20ステラSW 4000XG 78番 ピニオンギア 1個 3,410円
  6. 20ステラSW 4000XG 91番 ブッシュ 1個 385円

(30番のローターナットシールは元々のものを使えば本来手配不要です。私が破壊してしまっただけですね・・・)

合計:5,610円

上記に加えてベアリング2点(3*6*2.5、6*10*3)必要です。

検証の為に用意したのが以下です。

20ステラSW 4000XG 87番 ウォームシャフト 1個 1,155円

→ 20ステラSと21ツインパワーSWはウォームシャフト上下がベアリングが入っていますが、形状がどのように違うのか調べる為に手配しました。

20ステラSW 4000XG 112番 ドライブギア組 1個 4,510円

→ 21ツインパワーSWと同じかどうか確かめる為に手配しました。

20ステラSWのドライブギアとウォームシャフトとの比較

まずはこの2点を比較します。

左が21TPSWです。

同じです。

違いがありませんでした。

続いてウォームシャフトです。

上が21TPSWですが、溝の形状は全く同じ。

(ストローク幅は同じで、かつスプール上下動は3.5回転です)

形がそもそも違いますね。

カスタムポイント(ウォームシャフトの1BB化)

ではさっそくウォームシャフト下部のブッシュを20ステラSWのものと交換します。

Oリングを外して入れ替えます。

3*6*2.5のベアリングを用意します。

そのままはめ込みます。

ウェーブワッシャーとシムがそれぞれ1枚ありますが、そのままだときつくて動きませんので1枚不要でした。

この状態で1BB追加達成。

ボディを合わせてネジを取り付けました。

カスタムポイント(ローターナットのBB化)

続いてローターナット交換によるBB化です。

パーツ比較

ステラSWのローターナットはベアリングとブッシュで支持していますが、ツインパワーSWは15年モデルからデチューンしてブッシュのみとなりました。

実は、ローターナット自体は13ステラSWも15TPSWも20ステラSWも同じモノなんですが、ローターナットだけ交換すれば置換出来る訳ではないんです。

ギアの歯は同一形状ですが、ニオンギア上部のネジ込の長さが違います。

※かなり特殊な加工方法ですがピニオンギア上部をカットすればそのまま使えそうです・・・。

その為、ローターナットだけの交換は難しいんですね。一方、ローターナットは内径が異なります。

本来は外径10mmのベアリングを入れる訳ですが、21TPSWは9mmに足りない位なので、外径9mmのベアリングも入りません。

ブッシュの形状も異なります。

いずれも低摩擦ブッシュですが、左側のステラのものはピニオンギアの上部にセットしますが、TPの方はピニオンギアの中にセットします。

言葉にしてもわかりづらいので、あとで取り付け手順を見てもらう方がいいですね。

組み方

では順番に確認していきます。

ピニオンギアを交換します。

ローラークラッチ乗せて、インナー、座金を入れます。

ローラークラッチシール組をセットしてOリングとカバーをセットして取り付けます。

ローターを乗せて、ローターナットを軽く締めます。

なお、Oリングはズレないようにグリスでナット側に装着します。

シムを入れます。

ブッシュを入れます。

※向きに注意です。広がっている方を下にします。

ベアリングを入れます。

ミニチュアベアリング 【NMB】 ステンレス 両シールド付 DDL-1060ZZ 676ZZ 内径6mm×外径10mm×幅3mm
 

パッキンを被せます。

ナットを本締めします。リテーナを取り付けて。

カスタム完了です!

まとめ

交換したパーツはこちらです。

ベアリング込で6,000円程でカスタム出来ます。

正直な所あまり変わらないと思っていましたが、心出しがうまくいったのか激変しました。

固体差かもしれませんが、元々のローターナットとブッシュに少し遊びが出てしまうのかもしれません。

構造的には今回移植したベアリングありの方が芯ブレが少なく、回転が滑らかなようです。

費用は掛かりますが、ローターナットベアリング追加はボディを開ける必要がなく、比較的簡単に出来るカスタムです。

参考になれば幸いです。

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