24スコーピオンMDを入手しました。ドラグサウンドチューンの実装を実験するために入手。

21スコーピオンMDも中途半端な改造だったので、ドラグサウンドチューンを完遂できるようサポート部品を作成しました。

まずは簡単な内容紹介から。

24スコーピオン分解と全モデルとの相違点
全分解してみました。

ボディは17グラップラー300や21スコーピオンMD300をベースとするロープロボディです。21との違いについては、いわゆるコアソリッドボディを搭載し、強度が大幅にアップしていると思います。
中を見るとドライブギアは若干小径化しておりまして、詳しいサイズ感は後ほど紹介します。
その他はレベルワインドやドライブギア軸、クラッチ周りの構造にも違いはほとんどなく、シンプルにSVSインフィニティMDチューンという外部ダイヤルによる無段階調整機能が搭載され、キャスト面と強度面にブラッシュアップが図られた形となりますね。
スプール
左が21、右が24です。

SVSの形状が異なります。

ブレーキパイプの位置が外側と内側の違いです。(上部写真と反転して撮影してしまいました・・・)

24は外部ダイヤルでブレーキパイプがセリ出てくる形です。ブレーキパイプが出てくるとブレーキが強くかかる仕組み。
自重測定
ロングハンドルモデルなので、21スコーピオンMD300XGとの比較にはならないかもですが。

公式325gに対し323.66gでした。
商品ページを確認する限りハンドルサイズで違いがないようなので、21スコーピオンは同等として318.36gだったので、若干重量が増えています。

スプールのラインを外して自重を測定。
21スコーピオンMD300は30.07gでしたが、

24スコーピオンMD300は30.48gと若干重くなる結果に。ラインを巻けばそこまで大差はありませんが、スプール自重よりブレーキ性能のアップデートが重要だったのでしょう。

こちらもわずかに重くなっている。
ゴムパッキン
あとクラッチ周りのシーリングですが、21はローラークラッチ手前にパッキンがありますが、

24にはなく、流用も不可でした。

マイナーチェンジはちょこちょこありますね。
ボディ内部の相違点
ボディ内部。

ボディ自体も異なりますが、ドライブギア径も違います。左が24で、右は21の改造版(ドラグパーツ組込済)なので純正とは異なります。
ギアを取ると、あとはほとんど同じです。

ワッシャー、ストッパーギア、ストッパーツメ、クラッチ構造。

違いを見つけるのが、難しい位似ています。

ギアをチェック。
左が24、右が21ですが、本来はこんなに穴は開いていないです。改造のために開けた穴です、、、。

仮に21のボディに24のギアを入れると、クラッチヨークは合いますが、ドライブギアとピニオンギアの間隔が違います。

互換性なしです。

かなり似ているのに、ここで違いが明確に出ましたね。
17グラップラー300HGとのギアの比較
17グラップラー、23カルカッタコンクエストMDからドラグ周りのパーツが流用できますが、ちょうど依頼中の方の17グラップラーを採寸させていただきました。

左が24スコーピオン(ピニオンギアは上)、右が17グラップラー(ピニオンギアは下)
この2機種もギアのサイズが同じように見えて、実はサイズが少し異なります。
グラップラーのギア内部のサイズ
ドラグパーツが収まる内部を採寸します。

内寸32.43mmとなり、ドラグホルダーというパーツを抑える役目の座金は32mm。

座金の突起(ギアのくぼみ)のサイズは直径3.45mmの半円ですかね。

突起部を含めた内寸は35.47mmとなり、差が約3mmとなります。

座金は34.78mmなので、2.8mmほどでギアのくぼみに余裕を持たせていることがわかります。

このギア内径に合わせればドラグ音出しパーツが入りますので、採寸した内径に合うように補助パーツを作成すればうまくいくはず。
前編まとめ
後編は21,24ともにドラグパーツの移植のためのパーツを作成して取り付けたので、その内容をご紹介します。


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