前回はSF機種のセンシティブチューン化とフルベアリングの方法についてご紹介しました。

今回は24ルビアスSF2000SS-P内部構造についてご紹介していきます。
ボディ内部へアクセスする方法
ローターを外した状態から作業を確認していきます。

マグシールドキャップですが、これは単にねじ込み式で、ロッドベルトなどで回すと比較的簡単に緩めることができます。
なお、ねじ込み式であるのは同じですが、サイドプレートは専用工具が必要です。
 ポチップ
					ポチップ
				
正回転で緩みます。取り付けの際は結構難易度が高いので、高級機種で初めてやるのはお勧めしないですね。カルディア等で練習してみてからのほうが良いです。
ただし、樹脂ボディのほうが難しい(ネジ山をなめやすい)ので、金属ボディのほうが難易度は低いです。
写真のボディに3点大きなネジが見えると思います。これは、ボディ側のサイドプレートがスクリュー式ではなくボルトでの固定式となっています。

この影響でドライブギアが若干外しづらいですね。
ボディパーツをチェック
ドライブギア、ピニオンギア、メインシャフト。

構造的には20ルビアスと大きな違いは感じないですね。
オシレートギアも同じく変化があまりないです。

小型番手(SF)特有のパーツですね。

ピニオンギア下がピニオンカラーで受けて、メインシャフト軸径が小径化しています。下は支える構造というより、軸のセンターを取る構造に近いですかね。
全バラシ完了です。

ピニオンギア下のブッシュの着脱について
ピニオンギア下のピニオンカラーですが、穴が開いておりオシレーティングポストが刺さります。

刺すまでに回転させて、着脱するんですよね。上写真のように乗せてから、下写真のように回して位置を合わせます。

取り外すときも回さないと取れないので、この点は今までのLT機とは異なる構造となっています。

ローラークラッチについて
新形状のローラークラッチ(ワンウェイクラッチ)です。

分解したことはないので内部構造は何とも言えないですが、小型番手に搭載されており、ノイズは起きにくい構造のようですね。
ボディ内部検証を終えて
24ルビアスSF2000SS-Pの分解、検証を行いました。
20ルビアスから進化したポイントもありましたが、基本構造は同じ。SF機は前モデルではなかったので、新たな機種のような印象を受けます。

実際の使用でわかることは感度が良すぎてノイズが立つということです。かなり精度の良い個体でないとノイズレスには出会えないと思います。
多少のノイズを気にしなければ、アジング等にもってこいの機種だと思います。
 ポチップ
					ポチップ
				ST機のほうがよりとがった印象になりますが、より繊細さを求めるのであれば、STSFをチョイスするのが良いですね。
 ポチップ
					ポチップ
				
 
					 
					 
					 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			 
			