24SLXの改造ですが、最後はマグネットブレーキ化です。

スプールチェック
まずはスプールを見ていきます。

MGLスプールⅢです。左側が24SLXで、右側が22メタニウムシャローエディションのもの。

対象となるルアーウェイトが若干異なるので簡単に比較はできませんが、MGLⅢという同じスプールです。
24SLX スプール径:32/21 糸巻量:12LB-100m
22メタニウムSE スプール径:34/19 糸巻量:12LB-65m

投げてみたらわかりますが、守備範囲が近いんですよね。
自分はPEしか使わないので、参考にならないかもしれませんが、若干SLXのほうが重いですが、うまくサミングすれば調整可能なレベルです。ただし、7gクラスのテキサスリグ等はかなり難しいと思います。
巻いているラインはPE1号150mのみ下糸なしです。
メタニウムSE下糸なし1号だとちょっと強すぎるので、1号を下糸で0.6~0.8号を100m位巻いてますが、両者を比べてもちょっとスプールがうるさい位でキャストにそん色はない感じだったんですよね。
これもう少しバックラしないように調整できないかなと考えたときに見つけたんですよ。
用意したT-DesignのSLXマグネットブレーキ
T-Designさんが作成・販売しているマグネットブレーキを流用させていただきました。

別でメタニウムも作業したのでご紹介しますが、今回はSLX_VERです。
このブレーキユニットですが、3Dプリンタで作成されているそうですよ。

ショップへのリンクはこちらです。

セッティング方法
TデザインさんのYOUTUBEを見ていただくのが早いのですが、簡単に説明しますと。
10個のネオジウム磁石が取り付けられており24SLXの場合は、

片側に寄せて使用するとブレーキ力を高めて使用することができるそうです。

1に設定してから、

ブレーキパイプに圧入してやります。

※この写真は逆にそろえてしまいました。

エスケープハッチを開ける際、磁石が上部にあるとスプール軸と干渉しちゃうんですよ。それで上記の写真のように下にマグネットが来るようにセッティングします。
自分は2個を2重にしました。

これでテストしましたが、5~7gテキサスリグであれば、全個所にマグネットを配置しても十分にブレーキが利いてくれました。
ほぼノーサミングで、素晴らしいです。
24SLX_改造まとめ
24SLXの弱点は巻き感ですね。
2回の釣行で、ギア摩耗が確認できます。

再度調整してグリスアップしました。

24SLXはマイクロモジュールギア非搭載ですし、X-SHP構造でもないので、どうしても巻き感は良くないです。しかし、1万円ちょっとで購入出来てすぐ即戦力になる良いリールです。

また、初めてのOHや改造ベースにオススメできるベイトリールですね。ドラグ音追加、マグネットブレーキ化等改造できるリールとして、非常に面白いリールだと思います。

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