カスタムポイント(ローターナットのBB化)
続いてローターナット交換によるBB化です。
パーツ比較
ステラSWのローターナットはベアリングとブッシュで支持していますが、ツインパワーSWは15年モデルからデチューンしてブッシュのみとなりました。

実は、ローターナット自体は13ステラSWも15TPSWも20ステラSWも同じモノなんですが、ローターナットだけ交換すれば置換出来る訳ではないんです。
ギアの歯は同一形状ですが、ピニオンギア上部のネジ込の長さが違います。

※かなり特殊な加工方法ですがピニオンギア上部をカットすればそのまま使えそうです・・・。
その為、ローターナットだけの交換は難しいんですね。一方、ローターナットは内径が異なります。

本来は外径10mmのベアリングを入れる訳ですが、21TPSWは9mmに足りない位なので、外径9mmのベアリングも入りません。
ブッシュの形状も異なります。

いずれも低摩擦ブッシュですが、左側のステラのものはピニオンギアの上部にセットしますが、TPの方はピニオンギアの中にセットします。
言葉にしてもわかりづらいので、あとで取り付け手順を見てもらう方がいいですね。
組み方
では順番に確認していきます。
ピニオンギアを交換します。

ローラークラッチ乗せて、インナー、座金を入れます。

ローラークラッチシール組をセットしてOリングとカバーをセットして取り付けます。

ローターを乗せて、ローターナットを軽く締めます。

なお、Oリングはズレないようにグリスでナット側に装着します。

シムを入れます。

ブッシュを入れます。

※向きに注意です。広がっている方を下にします。
ベアリングを入れます。

パッキンを被せます。

ナットを本締めします。リテーナを取り付けて。

カスタム完了です!

まとめ
交換したパーツはこちらです。

ベアリング込で6,000円程でカスタム出来ます。
正直な所あまり変わらないと思っていましたが、心出しがうまくいったのか激変しました。

固体差かもしれませんが、元々のローターナットとブッシュに少し遊びが出てしまうのかもしれません。
構造的には今回移植したベアリングありの方が芯ブレが少なく、回転が滑らかなようです。
費用は掛かりますが、ローターナットベアリング追加はボディを開ける必要がなく、比較的簡単に出来るカスタムです。
参考になれば幸いです。

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