
スピニングリールのカスタマイズに欠かせない装飾の1つと言えば、リールスタンドですね。カスタムパーツは見た目重視の主観でOKなんですが、どのような基準で選べばよいか分かり辛いと思いますので、各社からリリースされているリールスタンドを紹介します。
リールスタンドの目的とは?
大抵の方はおそらく以下のいずれか、もしくは両方になると思います。
- カスタムデザインの為
- リール本体のキズを防ぐ為
個人的には以下の目的でカスタマイズしています。
リールスタンドを装着する目的
ランガンによるブリームゲームでキビレをランディングするときに、タックルを直置きすることが多く、リールのキズを防ぐ為
そのため、単なるキズを防ぐだけなら出来るだけ安いものがいいと思っていました。
しかし、デザイン性もこだわると楽しいんですよね。
各社のリールスタンドの特徴として、機能性・デザイン性・メリット・デメリット等を紹介していきます。
モアバイツ ボティーキーパーシリーズ
コスパで選ぶなら、モアバイツからリリースされているボディキーパーがおすすめです。
細部の作りは若干の個体差がありますが、その点を目をつぶれば非常に優秀です。
ボディーキーパー2

コスパは特に優秀です。

自重は4.4gと比較的軽い部類に入ります。

デメリットはネジ込みの精度でしょうか。
精度にはアタリ外れがあります。実釣中に外れてしまい、気付くと紛失していることもありました。今までに4個くらい購入しましたが、外れたのは2個。
無くなるというのは致命的ですね・・・。
ボティーキーパー4

レーシングカスタムにはカーボン調のデザインが良いアクセントになります。
しかし、接続部分が少しはみ出るので不細工で納まりが悪いです。

8gと自重が少し重いので、その点は課題かもしれません。
個体差はあるかもしれませんが、ねじ込みの精度は比較的高いと思います。

個人的には16ナスキーカラーに非常に合うと思います。

ボティーキーパー5

ボディーキーパー2とほぼ同じですが、フックキーパーが作成されております。しかもボディーキーパー2に比べて、ねじ込みの精度がなぜか良いです。
ただし全く問題がない訳ではなく、当たり外れがある可能性があるのは認識しておいた方がよさそうです。
デメリットとして、フックキーパーとして形成されているアナの仕上がり精度がまちまちでバリのある個体があります。
この”バリ”があると少々使いにくいです。
ゴメクサス (Gomexus) リール スタンド

モアバイツの対抗馬となるゴメクサスのリールスタンドです。

自重が7gと少々重いです。
ねじ込み精度も問題ないかもしれませんが、実釣した経験がない為不明です。
フックキーパーがあり、穴の形成もバリはなく綺麗に仕上がっています。また削り加工したデザインも綺麗に出来ています。

ゴールドですが、モアバイツのゴールドよりシルバーに近い印象で、シマノのゴールド系のパーツより明るいカラーとなります。コスパも悪くないのですが、個人的には自重をカバーできるメリットがあまり感じられないです。
明らかに好みの問題だと思います。

オフィスZPI リールスタンドライト(RSL01)

ねじ込みの精度は非常に良いです。

自重が驚異の2.7gと恐らく最軽量のリールスタンドです。
カラーも様々な選択肢があるので、軽い仕様でカスタムしたい方や繊細なデザインでのカスタムに持って来いです。
スピニングリールを傷から守る超軽量リールスタンド
Office ZPI ホームページより
アジング、メバリング、エギング、をはじめ、トラウト、バス等のシーンにも最適なスタンドです。
ハンドルの反対側(キャップ側)に取り付け、リール本体のキズを防止します。
ZPIのリールスタンドは軽量をコンセプトに設計・製造している為、リールスタンドを装着してもリール全体の重量増を最小限に留める事ができます。
専用のパッキンを付属し、防水対策仕様となっております。
※シマノ社特許第3684359号の実施許諾を得て開発・製造しております。

※【オフィスZPI リールスタンドライト RSL01】は生産終了となってしまいました。
夢屋 リールスタンド
夢屋のリールスタンドですが、専用に作られているからフィット感が良く、パッキンなしでぴったりフィットするのはさすがです。
防水もバッチリです。
従来のリールスタンドは見た目が少しボテっとしていますが、シマノリールとの相性は、素材感とかは非常にマッチします。
やはり夢屋はいいですね。
ただし、気になるのは自重が少し重い点。
リールスタンドM

従来モデルですが、SとMのサイズ違いがラインナップされていました。中古市場ではまだ流通していますが、現在はリリースされていません。

なお、純正部品としてリールスタンドが搭載しているモデル等で発注可能です。具体的には17セフィアCI4+等ですが、セフィアはカラーがブラックで扱いにくいかもしれません。

アルミリールスタンド

現行のリールスタンドは、MとかSとかの規格はなくなりました。デザインは角がより取れて丸みのあるフォルムです。

自重は従来品より軽くなりました。
価格は少々UPしています。
従来品もそうですが、パッキン等はないタイプですが、がっちりねじ込むので、恐らく防錆性能はバッチリです。

15年モデル(15ストラディック)以降のGフリーボディーの機種は、この夢屋のアルミリールスタンドが非常に似合います。

まとめ
リールスタンドを全7種類を紹介しました。
スペックやデザインが良い商品は価格高い傾向にあるので、一概にオススメ商品というのは決め辛いのですが、やはり夢屋のリールスタンドとZPIのリールスタンドライトはずば抜けて良いです。
フィッシングスタイルに合わせて選ぶものなので、ランガンで直置きする方で、リールを傷つけたくないという方は必須ですね。
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