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オーバーホール依頼 17エクスセンス C3000MHG ハイパーチューン

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17エクスセンスC3000MHGのハイパフォーマンスチューン依頼です。

ご自身でメンテされているそうですが、さっそく巻いてみてハンドルの巻きそのものが重いですね。

オーバーホール

原因はボディ内部にありますが、とりあえず順に作業していきます。

社外製のハンドルノブですが、組み間違いがございました。

0.5mmのシムを抜いて、0.3mm+0.1mmのシムを追加します。

ラインローラーは撥水グリスを追加して現状のままで行けそうです。

ボディ内部です。

重さの原因はグリス過多ですね。

14ステラベースのリールはケミカルバランスが難しいです。特に粘性が高いグリスは添付量がシビアですね。

バラシて洗浄します。

汚れ自体はそんなにないです。

ベアリングは2点交換します。ウォームシャフト下部をBB化します。

ウォームシャフトピンのシム調整です。

0.15mmのシムを追加。

中間ギアのシム、0.13mm分追加。

フランジシールが変形しています。

カットして整えることが出来ました。交換不要ですね。

BOREDのDELTAをグリスアップします。(写真は添付しすぎです・・・。)

全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。

中間ギアとウォームシャフトはBOREDのOMEGAととLIGHTDUTYで調整。

全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。

2015年10月のマイナーチェンジにより配合している添加剤を見直し、当社KRAKENやGOLYATよりも極圧性と減摩性を向上させ、 低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。

この中間ギアの調整が難しいんです。

グリスがあまり多いと垂れてまとわりついてしまうし、オイルで粘度を下げるとギアの保護が弱くなる。

上記写真は若干オイル過多です。(何度か組みなおして調整しています。)

ピニオンギア上下のベアリングは状態がいいのですが、若干ノイズがあります。洗浄しオイルチューンにしています。

LIGHT DUTYとBALBOAを混合して添付しています。

BALBOAはBSLRオイルとHYDRAオイルを除く他のBORED METHODオイルと混合カスタム使用する事が可能です。 フィッシングリール、スケートボード、サイクルパーツなど、ミニチュアベアリング部及びメタルパーツ全般での使用をお勧めします。

実際交換するレベルでもなくて、かといってベアリングのグレードを下げて交換しても現状のものの方が長持ちしそうです。

ベアリングの選択が難しいです。

巻き馴染んでくるとわずかな雑味、違和感が消えると思います。

作業完了しました。

交換するパーツはほとんどなかったですね。ベアリングは雑味が強いもののみを交換と追加しています。

ドライブギア、ピニオンギアのクリアランスは問題なかったので、比較的早く終わりました。

ありがとうございました。

ステラ同様のMgボディに、瞬間起動の「NEWマグナムライトローター」を搭載し強さと軽さを追求。
 

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