オーバーホール依頼 21ツインパワーXD 4000XG

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21ツインパワーXD 4000XGのオーバーホール依頼です

ハンドルのガタツキを調整されたいということでご依頼となります。中古購入で価格がかなり安かったそうで、内部の状態が気になるとのことです。

目次

オーバーホール

ローターナットベアリングに錆が。

ベアリング自体に錆はないようです。

洗浄します。

ハンドルノブのベアリングを洗浄します。

少しザラツキが御座います。

シムが若干キツいので減らします

ここまでの汚れです。

ボディ内部です。

グリスが若干ながれていますね。

使用感はそれほどでもないですね。

ほとんど汚れていないです。

ベアリングを洗浄します。

ボディ側1点ザラツキがあるので、交換します。

若干遊びがありますが、ベアリングとのクリアランスは0.05mm程度です。

以下ですね。

ただ、ドライブギアとピニオンギアとのガタはほとんどないと思います。

念のためシムを入れてテストです。

BOREDのDELTAでグリスアップします。

全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。

ドライブギアはこれ以上詰めるとザラツキ、巻き重りが出ます。

ピニオンギア側の調整である程度良化するかもしれませんが、元々の精度の問題で若干ザラツキがある個体のようなフィーリングの為、ウェーブワッシャーを平シムへ交換してクリアランスを厳密に詰めてみて、どこまで仕上げることが出来るかという所ですね。

ハイパーチューン(6/29追記)

ハイパーチューンで再調整を行います。

中間ギアを平シムへ。

0.18mm

ウォームシャフト上下のBB化。

平シムへ

0.45mm

ピニオンギア下も平シムへ。

0.48mm

0.49mmで決まりました。

ピニオンギア上下のベアリングをオイルチューンにします。

グリスアップして組みます。

平シムで組んでもノイズ自体は完全に取れないですね。

巻きのバランスは良くなり、クリアランスは出来る限り取っているので、ダイレクトな巻き感にはなるんですが、これ以上ガタツキを取ろうとするとよりノイズが出てしまいます。

ありがとうございました。

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