21スコーピオンMD 300XGに23カルカッタコンクエストMDのドラグサウンドパーツの移植実験(3)

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前回は21スコーピオンMD300XGのドラグサウンドチューンが未完成だったので、

何とかできないか改めて確認してみました。

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youtubeで23カルカッタコンクエストMDを流用した改造の内容を検証したのですが、結果としては移植不能となりました。

別の方法をとれば何とかできるかもしれませんが、検討余地も含めて確認します。

目次

ドラグ力不足の解消

ワイズクラフト社のハイパーロックDワッシャーを流用します。

ドラグ径が違いすぎるので、ドラグ力低下は避けれないですね。このワッシャーでどこまでリカバリできるか。

音出しパーツの調整

音出しパーツは23カルコンMDを流用です。

前回はボルダーが下がっていたので、ステンレスシムを加工して。

メタルロックで裏側の穴を固定。

外側に固定していましたが、少しクラッチ爪の干渉があるようなので、内側に合わせました。

板の厚みを調整。

いったんは23カルコンのドラグワッシャーで組んでテストします。

締め込むとドラグ音が鳴らなくなる原因は?

18カルコン300のホルダー(白いプラ製のパーツです。)の場合と。

23カルコンMD300のホルダーの場合双方で試しました。

いずれにしても締め込んでいくと、ドラグ音が鳴らなくなってしまいます。

横から見るとわかりますが、ホルダーがギアの厚みを超えてしまっているんですね。

締め込んでいくと、ホルダーを音出しラチェットがロックしてギアと一緒に回ってしまっているようです。

ドラグ板を向きを変えたりしましたがダメでした。

穴も3か所あけておりますが、穴の位置とかではなく、そもそもの組み込むパーツの問題ですね。

ワッシャー3枚ではなく、1枚(ラチェット側と合わせて2枚です。)でやればできるかもしれませんが、そもそもの厚みが逆に足りず、調整が難しいです。

※21カルコン200番のパーツです。

ドラグサウンドチューン実装の余地はあるか?

例えばレボビーストのギアですが、

内径が35mmなので、21スコーピオンの38mmの若干大きい程度なので、

社外製のパーツで組み込みできなくもなさそうです。ただ、かなりいびつな構成になってしまいます。

21スコーピオンMD300XGの魅力

結局このリールはフルロックで大物と対峙できるというところにありそうですから、ドラグサウンドチューン自体が不要なのかもしれません。

しかし、ドラグを出してやり取りができるだけで、かなり釣りの幅が広がるのも相違ないですし。

現状、ドラグサウンドチューンの実装は不能となっております。youtubeの動画を参考にされる方はご注意ください。

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