前回23カルカッタコンクエストMDのパーツを用いて改造出来ないか公開しておりましたが、今回は別メーカーであるアブガルシアのREVOビーストからパーツを取り、また社外製のドラグパーツを移植するという内容となります。
まずは、お詫びをしないといけないです。

上記で実装不能と記載しましたが、私の調整、確認ミスの点がございました。

ラインを確認したところ、PEを直接巻いていたため、滑って空転しておりました。初歩的なミスで申し訳ございません。参考にされている方にご迷惑をおかけしました。
現状は音が小さくなる点等解決していないのですが、まだ検証の余地がありそうなので、改めて確認の上で検証致します。
用意したパーツ
まずは2種類です。

1つは23カルカッタコンクエストMDのドラグ座金です。もう一つはREVOビーストのドラグワッシャーです。それぞれ2枚用意しましたが、実際実装できたのは1枚のみでした。
次に社外製のREVOビーストのドラグクリッカーパーツです。

ピンではじくタイプなんですが、ドラグワッシャーに張り付けているので、ドラグ力が最大限生かせると思います。後は、REVOのギアに取り付けられているプラパーツを用意します。
インナーチューブを取り付けた際にドラグ板とかませる必要がありますが、REVOは形状が異なるので、22アルデバランBFSのドラグ板を流用します。

写真冗談のパーツをまとめると以下です。
- 1501042 REVO BEAST 40 ROCKET 129番 WASHER DRUM 330円
- 22アルデバランBFS HG R 商品コード:043986 33番 スタードラグ板 605円
- 23カルカッタコンクエストMD 300XG 商品コード:045928 43番 スタードラグ座金 165円
- 1501042 REVO BEAST 40 ROCKET 48番 DRAG WASHER 550円
写真下段の社外製のパーツですがアリエクで注文です。

※価格変動や商品変動があるので、ご注意ください。
ギアの加工
大変な作業がギアの穴あけです。

4mm以上の穴を4つ開ける必要があります。また、少し外側に開けないと圧入できずばらけてしまうので、注意が必要です。

無事固定出来ました。

組み上げ
以下の順で組んでいきます。

ドラグワッシャーが3枚から2枚と減少しているので、ドラグ力は落ちます。サイズも小さくなっているので効きは悪くなる。
ドラグワッシャーはDG01を添付して。

カルコンの座金がぴったり。

その上に社外製の音出しパーツを張り付けたワッシャーを乗せて。

22アルデバランBFSのドラグ板を逆につけます。

最後に音出しピン付きの板を乗せます。

仕上がりは?
ドラグ調整範囲もそこまで広くないのですが、フルロックすれば使えないこともなさそうです。後は音が少し小さくこもった感じになります。

ドライブギアの穴あけ加工に時間がかなりかかってしまうので、改造の受付は正直厳しいですね。やはり純正パーツの移植でどこまで良い仕上がりにできるかがポイントになってくると思います。
引き続き検証していきたいと思います。
もしくは社外製からドラグサウンド用のパーツが出てくれればというところですね。24スコーピオンMDについてもドラグサウンドチューンが可能かも検証していきます!

コメント
コメント一覧 (3件)
音出しピン付き板のバネの所の角度を変える(曲げる)事は出来そうですか??
自分のスピニングリールでは、スプールピンバネ外してを角度を付けて曲げて戻して音を高くしたりしてます。
角度は変えることはできますが、音質はあまり良くないですね。
ピンが当たるところがドラグワッシャーなので、少しこもった感じになります。
テンションをかける、加えて2本分鳴るようにすれば、
音量は大きくなるので実用可能かもしれませんが、
まだ実際に使ってないのでフィーリングのチェックはできてないんです。
ドラグワッシャーにあたる…なるほど。
今後の展開楽しみにしてます(^-^)
24MD編も楽しみです♪