以前に触った17ソアレCi4+SSPGのインプレです。
16ストラディックCI4+?
構造はストラディックCI4+と同じです。
見た目は違いますが、ストラディックCI4+と構造上の違いを探す方が難しいです。
ストラディックCI4+との違いは?
大きな違いは次の3点ですね。
ハンドルがわずかに軽量化に貢献しています。(公式自重としては160gなので、ストラディックCI4+と同じなんですがね。)
ハンドル長ですが、C2000sの場合は40mmのケースがほとんどですが、このPGSSは35mmとなり実感としてはかなり短くなりますが巻き重りはほぼ全く感じませんね。
外観(仕上がり)
ベールはゴールドなので、見た目はゴージャスですね。
ネジ類はクロームカラーというか、ボディのガンメタに合わせたカラーになっています。
ボディのネジもシルバーではないですね。
ハンドルスクリューキャップの形状も異なります。
手にしたら感じますが高級感があります。
お手頃な上位機種といった感じ。
ソアレSS アジングと合わせる。
ソアレSS アジング S604LSと合わせてみました。
ライトソリッド(LS)は好感度ハイレスポンスソリッド。
ラインはアンバーコード0.3号を巻いており、実際にセッティングした印象としては非常にまとまり感がありました。
SSアジングは現行モデルではなく14年製でしたかね。
それにしてもこのクラスになるとさすがですね。
キャスト時にブレがほとんどない。
リトリーブフィールも最高ですが、ロッドに対して感度の面からするとHGSのギア比の方が良いかもしれません。
縦(ヴァーティカル)に攻めるのであれば、リトリーブの感度はそれほど関係ないですね。
パワーギアを生かす
そして、ギアがPGなので、かなり軽い巻き感。
例えば、16ストラディックCI4+C2000Sだと、1:5.0のギア比です。それよりも回転数を落とした1:4.3が17ソアレCI4+C2000SSPGのギア比です。
ハンドル1回転につき、ローターが4.3回転回ります。
もちろん感度はいいんですが、PGリールの特徴からするとリトリーブ主体の釣りの方が向いています。巻き感は抜群なので、SSPGはメバリングに多用する方が面白そうですね。
ジグ単アジングで言えば、主にリトリーブ中心というよりフォール主体で組み立てた方がコツもつかみやすいのでこのリールでなくても行けます(ランクを下げても大丈夫かなと。)が、リトリーブとアクションが重要なシーンでは、操作性の良さからうまく機能すると思います。
まとめ
基本スペックが高く何でもいけるので参考にならないと思いますが、自分がアジングでやるならエステルライン一択ですね。
感度面からアジング専用として組み立てるのであれば、PEがダメとかフロロがダメというより、好感度で伸びないエステルを使い、リトリーブフィールを最大限生かしてビッグターゲットとやり取りしたくなるリールです。
メバリングだと8フィートクラスのロングロッド以外だったら、どんなセッティングでも卒なくこなせるでしょう。