ベアリング、ギアのケミカルについて
C2000Sでベアリングをオイルチューンにすることは巻き感度を向上させる効果があります。

ただし、巻き感度が良くなるだけで巻き自体が軽くなるかと言うと、そこまで大きな影響がないです。ローター慣性が高く、巻き出し以外は巻き重り感が感じづらいからですね。
反面オイルチューンはベアリングの消耗を早めてしまいます。
では、ギア周りのケミカルはどうか。

中間ギアは粘性の低いグリスがオススメで、オイル仕上げもフィーリングが良くなりますが、素材がプラスチックなので、オイルの使用によりギアが早く劣化してしまう可能性があります。
ただ、粘性の高いオイルで保護力が高いのであれば大丈夫かもしれませんし、オイルの特性上、ギア素材を硬化させてしまうようなことがあれば劣化リスクが上がるということです。
鉱物油を使用していないBOREDのオイルや、粘性の選択幅が大きいグリッチオイルのケミカルをチョイスすれば適材適所のバランスが見つけられると思います。
ただ、粘性が高いからいいという訳でもなく、ボディとギアクリアランスを埋めてまとわりついて巻き重りが発生する場合があり、バランスが悪いとシュルシュルとノイズが強く出たりします。
その為、さっぱりとした持ちの良いグリスがいいんですが、ドライブギアや中間ギアに添付したグリスがそれぞれ混じったりするので、この辺のバランスが一番難しいですね。

ドライブギアは波面に残るものが良いですね。
IOSケミカルは?
今回はIOSのギアグリス、スミスのリールグリスを使用して仕上げました。
ウォームシャフトと中間ギア周りはスミスのリールグリスを添付。

粘性調整には、IOS-02PROを添付します。
ドライブギアはIOSグリス。

添付量を誤ると相当な巻き重りが出ますので、かなり注意して使用しないといけません。
バランス良く組めるとある程度仕上がってきます。
ただオイルのバリエーションが少ないので、オイルでもっと細かくチューニングをする場合は、他のメーカーとちゃんぽんすることになりますね。
おさらい
結局、小型番手は感度を高める為にサイレントドライブとして搭載されている機構を排除することで、より滑らかで雑味の少ないフィーリングが得られることが御座います。

しかし、すべての個体で達成できるということではなく、パーツの精度や個体差によってまちまちであるということですね。
テキストでの内容ばかりでしたが、参考になれば幸いです。

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コメント一覧 (2件)
ピニオンギア下のシムサイズを教えて下さい。
2000番と4000番になります。
2000番は内径5mm、外径8mmのベアリングで、入れるシムは内径5mm-外径7mmで良いかと。
4000番は内径6mm、外径10mmのベアリングで、入れるシムは内径6mm-外径8mmですが、市場では中々見つけにくいかもです。
なお、22ステラのピニオン下はウェーブワッシャーのままのほうが良いと思いますよ。
調整がシビアですし、がたつきを取りたいということでしたら、構造的に平シム化のメリットがあまりないです。