05セルテート2506フィネスカスタムのオーバーホール依頼です。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1799.jpg)
出来るだけコストを掛けずに作業します。
オーバーホール
汚れが蓄積されていますね。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1800.jpg)
グリス、オイルが混じっているので、パーツの消耗が抑えられているところもございます。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1801.jpg)
このサイズのベアリングのシールドを外して洗浄するのはあまりないと思いますが、当方は外せるベアリングは基本的に外して洗浄します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1802.jpg)
サビがありましたが、ベアリングそのものがさびていた状態ではなかったので、完全に洗浄して再利用できました。
ハンドルノブはシムを追加します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1803.jpg)
ここまではパーツ交換なしです。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1804.jpg)
ワンウェイクラッチがすごい状態ですね。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1805.jpg)
ギアボックス内。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1806.jpg)
ピニオンギアとベアリングが固着しています。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1807.jpg)
ドライブギアは大丈夫のようです。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1808.jpg)
この世代のギアは非常に固いですね。
ボディ内部。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1809.jpg)
洗浄を終えました。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1810.jpg)
大量ですね。グリスとオイルがたくさん。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1811.jpg)
交換パーツですが、まずはOリング。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1812.jpg)
ベアリングはボディ内部5点交換です。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1813.jpg)
ピニオンギア上部は高耐食ベアリング。ボディ内部はBOREDのTHETAとALPHAを添付してしっかり目にグリスアップです。
全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。
ドライブギアはBOREDのSIGMAを添付します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1814.jpg)
DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加
ひとまず作業完了です。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1815.jpg)
ワンウェイクラッチが滑るようですね。逆回転する時があります。
巻き心地はずいぶんと良くなりました。
コメント