05セルテート2506フィネスカスタムのオーバーホール依頼です。
出来るだけコストを掛けずに作業します。
オーバーホール
汚れが蓄積されていますね。
グリス、オイルが混じっているので、パーツの消耗が抑えられているところもございます。
このサイズのベアリングのシールドを外して洗浄するのはあまりないと思いますが、当方は外せるベアリングは基本的に外して洗浄します。
サビがありましたが、ベアリングそのものがさびていた状態ではなかったので、完全に洗浄して再利用できました。
ハンドルノブはシムを追加します。
ここまではパーツ交換なしです。
ワンウェイクラッチがすごい状態ですね。
ギアボックス内。
ピニオンギアとベアリングが固着しています。
ドライブギアは大丈夫のようです。
この世代のギアは非常に固いですね。
ボディ内部。
洗浄を終えました。
大量ですね。グリスとオイルがたくさん。
交換パーツですが、まずはOリング。
ベアリングはボディ内部5点交換です。
ピニオンギア上部は高耐食ベアリング。ボディ内部はBOREDのTHETAとALPHAを添付してしっかり目にグリスアップです。
全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。
ドライブギアはBOREDのSIGMAを添付します。
DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加
ひとまず作業完了です。
ワンウェイクラッチが滑るようですね。逆回転する時があります。
巻き心地はずいぶんと良くなりました。
コメント