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オーバーホール依頼 15ルビアス 2004

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15ルビアス2004のオーバーホール依頼です。

中古で入手後、マグ抜きでオイル仕上げでサブ機だったそうですが、立てて、もしくは下に向けてリーリングするとこりこり違和感があるとのことです。

オーバーホール

ハンドル、ローター、スプールを分解です。

ハンドルノブのベアリングにノイズが出ています。

1点のみ交換しましたが、もう一息です。

ベアリングを2点交換。シム調整します。

0.10mm→0.05mmですね。クリアランスは0.08mm位でしょうか。ジャストより若干緩いほうがベアリングのダメージが出ないですね。

ラインローラーは不具合なしです。スプールは洗浄しましたが、ドラグワッシャーはそのままにしております。

LIGHT DUTYと、

2015年10月のマイナーチェンジにより配合している添加剤を見直し、当社KRAKENやGOLYATよりも極圧性と減摩性を向上させ、 低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。

BALBOAで仕上げました。

BALBOAはBSLRオイルとHYDRAオイルを除く他のBORED METHODオイルと混合カスタム使用する事が可能です。 フィッシングリール、スケートボード、サイクルパーツなど、ミニチュアベアリング部及びメタルパーツ全般での使用をお勧めします。

ボディ内部です。

IOSギアグリスのような質感ですね。

オシレーティングギアと摺動部のグリスが極端に少ないことがノイズの原因ですね。個人的にはそこまで違和感は感じませんでした。

洗浄します。

思いのほかベアリングの汚れが強かったですね。若干ザラっとしたノイズがありますが、オイルで仕上げてたところ違和感はそこまででないのでこのままいきます。

LIGHTDUTYにNEMEAを混合してベアリングに充填します。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中で中粘度長寿命低摩擦オイルをコンセプトとするNEMEAオイル。 既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。

オシレーティングギア周りはTHETAですね。

ALPHAよりもワンランク、DELTAよりもツーランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号となり、汎用では低粘度なグリスとなります。

添付量は比較的少なくします。とはいってもIOSケミカルと比べるとかなり多い添付量になります。

ドライブギアはALPHAです。

全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。

メインシャフトにBALBOAを添付し、ガラスコーティング剤で磨いで作業完了しました。

カサカサとした質感は改善しましたが、わずかにザラっとしたフィーリングがあります。巻き重りはないと思います。

なお、汎用ベアリング指定で交換ですが、汎用ベアリングだとあまりよくならないと思いますので、現状のベアリングのオイルでの仕上げとしております。

ありがとうございました。

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