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カスタムレポート 18ステラ C2000SHG オーバーホール

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いつもご依頼ありがとうございます。

18ステラC2000SHGのオーバーホール依頼です。

オーバーホール

内部ベアリングはハーフオープンで調整します。

まずはハンドル・スプール、ドラグノブ。

一気にバラシてから。

組み上げます。

ハンドル。

スプール。

ドラグノブ。

続いてローター。

持込にてDLCラインローラー2BB仕様です。

バラして。

交換します。

ラインローラー、ブッシュ、ベアリングは持ち込みです。

シムはこちらで用意します。

ローターの開きがあるのでシム調整します。

軸のシムの厚みが0.1mmです。少し厚いので薄くするのが良いんですが、手持ちにはないので、外径にシムを追加します。

0.05mmです。

完了です。

続いてボディです。

バラしていきます。

内部の状態はきれいですが、少し砂?のような粒子がスプールを中心に少しありました。

ギアの摩耗は無そうです。

洗浄完了。

汚れもこの程度です。

ベアリング3点ハーフオープンで組んでみます。

ピニオン上部のシムが歪んでました。

これは交換。

ハンドルに遊びがある印象なので、0.01mmのシムを追加してみました。

結局、巻きが少し重くなったので、抜きました。

組み上げですがウォームシャフトはボアードグリスで、全体的には粘度を抑えてオイルチューンで仕上げます。

ピニオンギアの下部のウェーブワッシャーはキャンセルします。

真ん中のヤツを取り、左端の0.3mmに変えます。

中間ギアはオイルで。

ドライブギアはIOSギアグリス。

粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。

中々決まらず、組付けを5回位行いました。

結局ベアリングは4点交換です。

ハンドル側のベアリングはグリスで仕上げます。

ピニオンギアのベアリングはそこまで極端に悪くなかったので、オイルチューンで仕上げます。

ローターに遊びがあるのでシムを入れてみましたが、結局取りました。

先ほどのピニオンギア上部のシムが歪んでいることでスレが発生しているのか、シムを交換すると回転がなめらかに。

何とか終わりました!

最後に

ウェーブワッシャーですが、18ステラでは明らかに回転ノイズを生み出しているのがわかります。

シムはキャンセルしておりますが、クリアランス調整が決まるのに相当時間がかかるので、組み上げ時の効率化が狙いなのかもしれません。

ありがとうございました。

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