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再調整 22カルカッタコンクエスト 201XG オーバーホール

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クラッチを切ってからリーリング時にちりちりとノイズが出てしまうようで、再調整依頼頂きました。

オーバーホール

音が小さいのではないかということも頂いておりましたが、21カルコン200HGのXG化の依頼をいただいている個体がちょうどあり、比較してみましたがこのカルコンはあまり大きく音が鳴らないようです。

自分が所持している22アルデバランBFSは爆音ですが、機種によって鳴りが小さいものや粒が甘いものがありますね。

音は特別小さいこともなく、通常通りでした。

なお、ノイズの原因ですが。

実釣テスト後24時間ほど経っている状態ですが、若干水分が残っています。グリスが抜けてしまって、ウォームシャフト付近から異音がしているのかもしれません。

前回は音出しカスタムのみでしたので、OHを行います。

スプールベアリングですが、ざらざらですね。

一気に全バラシ。

ピニオンギアのXシップベアリングがざらざら。その他は大丈夫ですね。

強制的に潤滑させるように、BOREDのTHICK HEAVYを添付します。

一般的なグリスの様に固形ペースト状ではなく、あくまでもオイルをベースとしながらも業界最高レベルの超高粘度に設定した効果により、オイルの浸透性とグリスの付着性を併せ持った性状が特徴となっています。

粘度調節の為にLIGHT DUTYで馴染ませて。

2015年10月のマイナーチェンジにより配合している添加剤を見直し、当社KRAKENやGOLYATよりも極圧性と減摩性を向上させ、 低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。

スプールベアリングは、LIGHT DUTYとNEMEAで潤滑させて。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中で中粘度長寿命低摩擦オイルをコンセプトとするNEMEAオイル。 既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。

それぞれ違和感は解消しました。

まあ何とか使えると思います。このまま異音が出ない限り大丈夫です。ノイズの原因はここだったのかも?

さすがにそんなことはないかもしれません。

このまま組みます。

ウォームシャフトはBOREDのTHETAを添付。

ALPHAよりもワンランク、DELTAよりもツーランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号となり、汎用では低粘度なグリスとなります。

左右のベアリングはCHIMERAとNEMEAで。

グリスをしっかり添付します。

ドライブギアはBOREDのDELTAですね。

全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。

最後にバリアルのハンドルノブの調整です。

ノブを取るのが大変ですね。塩ガミとかで固着すると恐らく取れなくなるので注意が必要ですね。

不具合は特になかったので、LIGHT DUTYを添付しました。

無事作業完了です。

単に摺動部のグリス切れによりどこかが当たっていたんだと思いますが、原因自体は特定できていないです。

カチカチ・チリチリとしたノイズは出なくなりました。

ありがとうございました。

パワーで圧倒せよ。巻きにこだわる円形リールの旗手。金属ボディがもたらす、剛性感溢れる巻きごこち。
 

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