オーバーホール依頼ですREVO MGX。
レボMGX2000Sです。ハンドルのガタツキが大きくローターとスプールがガタつくそうです。
オーバーホール
結果的にこのリールはレボではなく、ロキサーニボディ+レボMGXローター、スプールの組み合わせのようですね。
スプールがガタつく原因はここです。
スプールワッシャーのサイズが異なります。
解決策として、スプール受けの座金を追加します。
黒いやつですね。2枚体制にしてスプールのかさを上げます。
続いてピニオンギアを抜いて。
ボディを開けます。
オシレートガイドがなく、オシレートスライダーが加工されています。
元に戻します。
この時点ではMGXシータだと思って作業していました。ストッパーレバーが無く、メインシャフトがピニオンギア内部へ非接触なので。
組んでみて違和感を得ました。
MGXだとこちら側にシムがあるんですが、入っていない。
シムを見直します。
ローターのかさ上げにシムを交換します。
0.50mm→0.80mmへ。
またドライブギアは0.50mmと0.20mmのシム。
0.05mmのシムを追加したところガタツキがなくなりました。
組む際に違和感を得たのはここですね。
MGXだと思いましたが、形状がロキサーニなんですよね。
重さを計ってみました。
187.44gなので、ちゃんぽんリールです。
恐らくロキサーニのドラグノブ、ボディ。
スプール、ローター、ハンドルはMGX。一部MGXシータのパーツも使っています。
続いてローターを分解していきます。
アクリル塗装していますね。溶けてしまいました。
ガタツキ解消の為シム調整します。
パーツが擦れて摩耗していることが原因ですね。
ロキサーニとローターと合わせるとボディカラーが合います。
最後にスプールをチェック。
特に不具合は御座いません。
組みます。
ハンドルガタ、スプールのガタ、ローターとアームのガタはある程度解消しました。
ギアノイズが残りますが、いったん作業終了します。
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