HG化カスタムの後編です。
あわせて読みたい


カスタムレポート 15ツインパワーSW6000PG オーバーホール&PG→HG化(前編)
15ツインパワーSWのオーバーホール依頼です。 6000PGからHGへギア比の変更。 ギア発注している為、ボディ以外のパーツをオーバーホールします。 ドラグノブ 15ツインパ...
ギアが届きました!

目次
ボディ内部
続いてボディ内部を洗浄していきます。

ローラークラッチをばらします。

ボディを開きます。

ボディはトルクスネジ、T-8サイズです。

リールフットに一番近い所のネジが長い。
開きました。

そんなに汚れている印象は無いです。

ギアも大丈夫ですね。

ウォームシャフト周りは汚れが強いです。

ボディのグリスが残っています。開いた印象としてはグリスが多め。

左側がベアリング。右側はボディ。

パッとみは分かりませんが、ベアリングの汚れが結構ありました。
洗浄完了です。

ギア交換
左のPGから右のHGへ交換します。

ドライブギア、ピニオンギア、ウォームシャフトギアの3点を交換すればOKです。
シマノソルトグリスを添付。

ギア面にはIOSのギアグリスを添付しました。新品なのでギアが馴染むまで少しかっちりした印象になりますが、今回は比較的なめらかな状態で交換できました。
粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。
クリアランスはほとんど変わらず。その為順番に組んでいきます。

ローター取り付け。

完了です!

まとめ(後編)
PG→HGなので巻きは重くなります。

小型スピニングは、微妙な差でも大きな変化があり調整具合をかなり気にしますが、サイズが大きくなると、公差による違和感が少なくなってきます。15ツインパワーSWの精度が甘いということではなく、しっかりとしたパーツ類です。
SW機は汎用リールにはない剛性感がありますね。
有難うございました!
コメント