17バルケッタBBに引き続きRYOGA2020のオーバーホール依頼です。
ハンドルを回しても時々クラッチレバーが戻らないそうです。

症状からクラッチのストッパーが外れているか、きちんとついていない可能性があります。組みなおせば治ると思います。
オーバーホール
とりあえずオーバーホールしていきます。

ハンドルノブのベアリングはサビサビですね。

交換します。
ボディを開けていきます。

ワンウェイクラッチは大丈夫です。
全体的にグリスが切れのような状態です。

バラシて洗浄します。

パーツ類で不具合は見つかりません。

全体の汚れです。

ベアリングですが、ボディ内部は4点交換とします。

若干ノイズがあるベアリングもありましたが、出来る限り温存しました。

組んでいきます。
レベルワインドの組み上げが、パーツ構成が多く結構面倒ですね。

クラッチ周辺を組みます。

ストッパーを正しい位置で組みます。

ギアにはBOREDのDELTAとSIGMAを添付します。
DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加
作業完了しました。

不具合は無くなりました。
ありがとうございました。
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