当サイトは記事内に広告(アフィリエイト)を含む場合があります。

改造依頼 20ステラSW 6000PG XG化

スポンサーリンク

20ステラSW6000PGのXG化のご依頼です。

シマノさんのパーツ共有が滞っておりましたが、先日届きました。納期が読めないパーツもある中、7月上旬の予定で中間ギア大が無事届きました。

お待たせして申し訳ございません。早速OH&ギア交換してまいります。

オーバーホール&ギア交換

ギア3点交換することでXGになります。

まずはスプール、ハンドルを洗浄します。

シム追加です。

0.10mmに0.05mmを追加しました。

ケミカルはロサを使用しました。

粘度UP 防錆特化型 ●グリッチオイル独自の特殊潤滑添加剤を配合することにより中粘度でありながら納得のいく潤滑性能と耐摩耗性能を発揮。

スプールはシマノ純正グリスで仕上げております。

続いてローター、およびローラークラッチをばらします。

ラインローラーは使用感があまりないですね。

ここまでの汚れです。ほぼスプールのカーボン汚れです。

ラインローラーはフッ素グリスを添付していますので、注油厳禁です。

ボディ内部です。

若干グリスが緩んでます。

洗浄します。

内部のグリスの色ですね。

ボディ内部のベアリングですが、ピニオンギア上下にザラツキが御座います。

こちら2点は高耐食ベアリングに交換です。

ドライブギア左右は洗浄して、高粘度オイル(NEMEAとTHICK HEAVY)で仕上げました。メンテナンスも違和感が出た時にギア周りもBOREDケミカルで仕上げるので、注油はNEMEAを使用するのがよいですね。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中で中粘度長寿命低摩擦オイルをコンセプトとするNEMEAオイル。 既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。

あまり低粘度のオイルを注すとどうしても内部にオイルが侵入しやすくなります。

BOREDのOMEGAとALPHAで中間ギア、ウォームシャフトを仕上げます。

全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。

OMEGAで粘性が出るので、若干重さがでるのですが、チャカつきやノイズが抑えられます。

ドライブギアには、

SIGMAを添付します。

DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加

一度組みましたが、若干ハンドルに遊びがありますね。

0.02mm追加してみましたが、ギア感が出てくるので0.01mmでちょうどでした。

作業完了しました、XG化完了です。滑らかな巻き感に仕上がりました。

ありがとうございました。

コメント

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930