格安のスティーズAIRを購入しておりましたが、ドラグクリッカー音追加のカスタマイズの検証を行いました。

個人的にはスタードラグの音もないと寂しいし、アジングで使うので極力ドラグを多用して使うためです。
なお、格安で購入したこの個体ですが、実際に巻いてみるとテンションがかかっている状態での巻き心地は悪くてざらつきがあります。
そのため、巻きの釣りには不適格です。
アジングだったらいけるかな~という感じ。
スタードラグクリック音追加
アルファスAIRからパーツを取ります。

手配したのは、これです。
20アルファス AIR TW 7.1R 製品コード:00631508
- 96番 6F028203 ドラグホルダー 1個 330円
- 97番 6F032401 ドラグホルダーリーフSP 1個 220円

このパーツを単に追加するのみでOKです。追加個所はベアリング(94番)、ワッシャー(95番)の次に入れます。

あとは元に戻すだけ。

軽さを優先して極力省いた結果だと思いますが、必要な方は入れてください。

ドラグクリッカーカスタム
ドラグクリッカーカスタムの内容ですが、サウンドチューンといい方を変えて表現していますが、ベイトリールのドラグ音について、ダイワさんはドラグクリッカーという名称で展開しております。
シマノさんがドラグサウンドチューンですね。
中華製のドラグパーツ
社外製のドラグパーツを組み込みます。
中華製でこのタイプ(アルファスAIR用)で行けるんですが、締め込み具合でドラグ音が変わるんです。


そこで、こちらのタイプだとドラグ力によって音質が変化しないです。

で、アルファス用はあるんですが、スティーズAIRのタイプがあまり売っていないので、改造して取り付けてみました。

ラチェット加工
500Hですが、ギア比が6.8です。
ギアの内の計が31.46mmですが、

ギザギザのパーツ(ラチェット)が32.63mmだったので、調整が必要。

ラチェットを切断してから、はめ込みます。ギザギザを1つ分くらい(2mmくらいですかね。)削ると内径が少し小さくなります。

ラチェット部の当たるドラグ板は27mmくらい。
実際この板も、数種類あるアルファスAIRの改造用のパーツの中から選びました。

また、このパーツ種類のよっては破損しやすい構造です。

外してしまって問題ないみたいですね。
ドラグワッシャーとドラグ板を交換。

グリスアップして組みますが。

ボディに干渉します。

さて。

ドラグワッシャーを薄くします。

ドライブギア上下で約1mmずつのドラグワッシャが入っていますが、それぞれ約半分の厚みが0.5mmのアブガルシアのワッシャーを流用しています。
純正が40mmに対し、

改造版は4.14mmまで近づきました。

これで干渉しないです。

組んでテストしましたが、引っ掛かりがありますね。
次はどこが干渉しているのかというと・・・。

クラッチカムのパーツが干渉しているので、ルーターで少し削ってしまいます。

これで干渉していないですね。

無事実装出来ました。
ドラグクリッカーカスタムまとめ
社外製のパーツを流用するので、一概に同じようにできないかもしれませんが、干渉するポイントは同じかと思います。

入れるパーツと干渉個所をキチンと確認できれば違和感なく組み込みできると思います。参考になれば幸いです。

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