初期セルテート3台オーバーホール依頼をいただきました。04セルテートが2台、セルテートハイパーカスタムが1台です。
まずは04セルテート3000から。
ハイパーデジギアへ置換している個体が1つあるそうですが、こちらはノーマルでしょうか。
オーバーホール
スプール受けが若干固着しています。
ローター、スプール、ハンドルを洗浄です。
かなりの汚れです。
ドラグワッシャー交換したほうがよさそうですね。
手配します。
ベアリングは4点交換です。
少し錆が浮いていましたが、スプール受けのみそのまま流用します。そのほかのベアリングは高耐食ベアリングに交換です。
なお、ローターナットベアリングは少しざらつきがありましたが、ボディ内部のオシレーティングギアへ置換しています。
ハンドルノブのシム調整をします。
0.10mm→0.35mmですね。
ハンドルノブはBOREDのBSLR、
BORED METHOD史上最高スペックなオイルとして、使い易い中粘度へ変化させたマルチパーパスとして、用途を選ばず使用可能な性能は全体の約半分を食品機械基準をクリアしたポリアルファオレフィン合成油とし、
残りの約半分は複数の特殊添加剤を高配合した最高性能のオイルとなります。
ラインローラーはBSLRとHYDRAを混合したもの
HYDRAはフィッシングユーザー向けで定番製品のGOLYATと、BOREDのマスターピースとも言えるBSLR両者の特性をハイブリッドした、超低粘度なメンテナンス向けマルチパーパスオイルとして主にフィッシングユーザーをターゲットとした製品となります。
で防錆性を高めてやります。
ボディ内部です。
グリスが多量ですね。
洗浄します。
綺麗になりました。
ボディ内部の汚れです。
ベアリングは5点交換です。
1点はローターナットベアリングを流用しています。
なお、オシレーティングギアのOリングが欠損していました。
耐久性重視ということで、ほとんどオイルを使用せずにBOREDのグリスを中心にグリスアップします。
この個体がハイパーデジギアですね。
ドライブギアはSIGMAですね。
DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加
作業完了しました。
ベアリングをほぼすべて交換しています。ギアのノイズが残りますが、かなりフィーリングが良くなったと思います。
ドラグワッシャーが届き次第仕上げます。
ドラグワッシャー交換
ドラグワッシャーを交換します。
ドラググリスはBOREDのTHETAで仕上げました。
ありがとうございました。
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