カスタムレポート 11ツインパワー C3000HG オーバーホール(後編)

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注文していたパーツが届きました。

11ツインパワーの修理&オーバーホール依頼です。 ライン巻き上げの際に不具合が出ることが多くなった多くなったそうです。 オー...

ギア・ウォームシャフトピンカラーの交換

12ヴァンキッシュのパーツですから、通常は11ツインパワーに流用しないのですが、ドライブギアは同じ規格なのでそのままポンつけします。規格の異なるピニオンギアはシム調整して乗せます。

まずはウォームシャフトピンカラーの交換です。

ベアリングと12ヴァンキッシュのピンカラーと合わせて交換。

続いてギアの交換です。

ウォームシャフトギアは在庫なしと言うことで、ドライブギアとピニオンギアの2点を交換します。

ギアの高さが約0.9mmほど違うので、かさ上げします。

厳密にはピニオン上部とベアリングの間側にもシムを入れないと、ローターナットを占めた時にピニオンギアの出っ張りが出すぎます。

0.01mm単位で調整しましたが、きつすぎるとノイズが出るので、少し緩めに調整します。

ドライブギアはグリスアップして、

0.001mmのシムを追加しました。

0.03mmだと巻き感が少し重くなります。0.02mmでもいいんですがノイズを考えると1枚でいいかなと。

ローラークラッチのノイズが少しありますが、無事完了しました。

非常に状態の良い個体だと思います。

巻きが軽すぎる、ノイズが気になる場合はメインシャフトにオイルを2~3滴垂らしてなじませると滑らかになります。ぬるぬるとした使用感が良ければ、オイルを注すのがおすすめです。

少し抵抗が掛かり、ノイズをごまかしているだけとも言えますので、あえてオイルを注さない方がいいですね。

特にこの世代の上位機種は巻き重りが強く出るようです。

巻きが重くなる原因はメインシャフトにオイル・グリスが付着し、ピニオンギアとの摩擦抵抗が上がることによります。

ご依頼ありがとうございました!

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