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オーバーホール依頼 16キャタリナ 5000

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16キャタリナ5000のオーバーホール依頼です。

ショアでの使用がほとんどで、直近でオフショアでご使用された以降、シャリ感が増したということでご依頼頂きました。

オーバーホール

ラインローラーチェックの為、ネジを外そうとした所・・・。

なめてしまいました。若干ヤマが甘くなっていましたが、そもそものゆるみ止め、固すぎです。

ルーターで切れ込みを入れて外します。

マグオイルが少し漏れてますね。

スプール、ハンドルも洗浄です。

マグオイルを充填します。

こちら側も。

3点完了です。

ドラグワッシャーはATDでまだつかえそうなので、汚れのみふき取りそのまま戻しています。

ネジはいったんぼろぼろのまま組みます。

あとで交換します。

ローターナットベアリングにザラツキがありますね。

ボディのマグシールドユニットを外して。

ボディを開けます。

グリスの状態は問題ないですね。

ピニオンギアも問題なさそうですが。

オシレーティングギアと摺動部のグリスが若干少ないです。

洗浄します。

マグオイルの色ですね。

ベアリングはドライブギア左右とピニオン下を洗浄しました。

ピニオンギア下のベアリングに塩ガミ、サビでしょうか。回転していません。また、オシレーティングギア内のベアリングにもザラツキが御座います。

ベアリングは3点、高耐食ベアリングに交換です。

なお、ドライブギア左右のベアリングにダイワのリチウムグリスを添付。

耐久性に優れたリール可動部専用グリス。SLP WORKS技術スタッフ陣が実際に使用しているグリス。

ドライブギアのグリスアップします。

BOREDのSIGMAと

DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加

ALPHAをミックスします。

全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。

オシレーティングギアはOMEGA、

全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。

ギア部はALPHAをミックスします。

各部OMEGAを添付します。

ドライブギアですが、シムが多いようなフィーリングでした。0.25mmですが、0.225mmへ変更します。

0.025mmのシムを抜いています。

ローラークラッチはCHIMERAを添付します。

CHIMERAはミルスペック(アメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格)を上回る長寿命低揮発の油膜を維持、ヌル付きやベト付きなどの粘弾性を極力排除しサッパリとした質感のオイルとなっています。

マグオイルを充填します。

作業完了しました。

ベアリング交換で違和感は消えました。ギアのシャリ感ですが、シム過多による違和感が御座います。

シムを抜いているので、ヵなりかっちりとしたフィーリングでした。その為クリアランスが気になるかもしれませんが、ノイズは改善しています。

ラインローラーのネジが届き次第作業再開いたします。

ネジ交換 3/9追記

お待たせしました。

ラインローラーのネジを交換しました。

ありがとうございました。

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