20ツインパワー C3000MHGのハイパフォーマンスチューン依頼です。

購入時から最初からシュルシュル言っていてそうですが、ギアノイズが出てしまっています。
恐らくドライブギアのシムがきつすぎることが原因だと思われます。
オーバーホール
スプールをばらしましたが、OH不要ですね。

ハンドルもそのままにしております。
ローターナットベアリング化します。

22ステラのブッシュと5*8*2.5のベアリングを入れます。

18ステラのローターナット&パッキンにする方がいいのかもしれませんが、組んでみるとツラがあっているので、このままでも大丈夫ですね。

ローターも汚れが特に無いようなのでこのままでいきます。

ボディ内部です。

グリスが少し流れています。

洗浄します。

ウォームシャフトを2BB化します。



中間ギアは0.21mm

ウォームシャフト下は0.30mm

ピニオンギア下は0.43mm

僅かに減らして、0.42mm

組みます。

やはりギアがやられていますね。

シムを減らします。

0.18mm、0.17mmでテストして組みましたが、結局ギア軸がぶれているようで、ギアのザラツキが取れないですね。
ギア3点交換してテストです。

ピニオンギア下は0.38mmでした。

グリスアップします。

中間ギアLを入れ替えると相当なノイズが出ます。中間ギア軸もズレているのかもしれません。中間ギアLのみ現状のもので再調整します。
ウォームシャフトピンのシムを減らします。

グリスアップします。

ガタツキを最小限にするためにピニオン下にシムを0.01mm追加します。

これ以上はザラツキが出ますね。

作業完了しました。
チャカ付きがわずかに残ります。ザラツキもだいぶ取れました。
おそらく、ボディの形成精度の問題もありますので、ボディを交換したら良くなるかもしれませんが、ボディ側だけではなくフタ側にも問題があった場合は、ボディを交換してもあまり良くならない可能性があります。
現状でもかなり良くなったと思います。
ありがとうございました。

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