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オーバーホール依頼 21エメラルダス エア LT2500-XH IOSケミカルチューン

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 21エメラルダス エア LT2500-XHのオーバーホール依頼です。

特に違和感はないとのことです。

マグシールド温存、IOSケミカルチューンを施します。

オーバーホール

まずはスプールから洗浄していきます。

続いてラインローラー。

ボルトが折れました・・・。

残ったボルトを除去するのは非常に面倒で、時間がかなりかかります。

とりあえず除去できましたが。

写真だとわからないのですが、点傷ができてしまいました。

手前側が今回の依頼品です。

いったん代替品のベールがあったのでそちらで組んでおきます。ラインローラーSCになんでこんなに強力なゆるみ止めを添付するんでしょうかね・・・。

洗浄します。

ラインローラーはIOS02で組みましたが、やはりマグオイルが流れるので、純正グリスで対応しました。

耐久性に優れたリール可動部専用グリス。SLP WORKS技術スタッフ陣が実際に使用しているグリス。

マグオイルを添付します。

ハンドルノブのベアリングが1点ざらざらです。

汎用ベアリングに交換しました。

ざらざらというより引っ掛かりがある状態でうまく回らないですね。

なお、ハンドルノブですが、ウェーブワッシャーを平シムに変更です。

0.13mm分でした。

ドラグはしろくまを添付します。

かなり強めのドラグになります。

緩めでもある程度粘ります。使用感が変わるので注意してください。

ボディ内部です。

ケミカルは純正ではなさそうですね。

オシレーティングポストのサイズはT5ですね。

ここのネジ、機種によってサイズや種類が良く変わります。

間違えるとネジをなめる可能性があるので面倒ですね。

すべてばらしました。

マグオイルとねじを削った時に出た粉ですね。

ボディ内部のベアリングは2点交換です。

ドライブギア左右のベアリングを交換します。高耐食とHRCBに交換ですね。

なおドライブギアはIOSギアグリスを添付します

少量でもしっかり機能します。

粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。

オシレーティング周りはスミスのリールグリスと

IOS02を混合して

IOS-02PRO は中高粘度(オイルの中ではかなり粘度の高い方です)。IOSオイル最高レベルの極圧性と防水力を誇り、豪雨の中の釣りや炎天下のトーナメント競技や雷魚釣りなど、特に耐久性を求められるヘビーユースの釣りに最適です。

粘度調整しています。

組みます。

マグオイルを充填します。

内部にあるワンウェイクラッチはIOS01ですね。

一通り作業しました。

ボディ内部のベアリングは汎用でも大丈夫かもしれません。ベアリング自体は大きな不具合はなくざらつきがある状態です。

OHでフィーリングが良くなったと思いますが、初期状態から少しノイズがあったのでしたら、これ以上の改善は難しいかもしれません。押し付けながら巻くとざらつきがあり、使用によるものでしたらギア交換すればある程度復活すると思います。

一度ご確認いただけると幸いです。

ZAION モノコックボディ採用。エメラルダス史上最軽量のエギング専用機。

コメント

  1. タピオカ より:

    マグオイル入りのラインローラーはアホほど固いですよね
    私はYou TubeのダーサナLab チャンさんを参考に分解する前に
    コップに入れたお湯にベールごと入れてネジ止め剤を緩くして取り外してます

    • ともにぃ より:

      タピオカさん
      コメントありがとうございます。
      ゆるみ止めがうまく緩めばいいんですが、時折どうしようもない個体があります。
      アルミのボルトなので、折れると厄介でして・・・。
      アルミなので除去できないわけでもないんですが、ルーターで削って物理的に排除しますが、
      ゆるみ止めのところだけ残ってしまうので、その後の処理が面倒なんですよね。
      今回は2時間かかりました・・・。

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