当サイトは記事内に広告(アフィリエイト)を含む場合があります。

13ステラSW 4000XGラインローラー固着によるボルト折れの修理

スポンサーリンク

13ステラSW4000XGのメンテナンス中にラインローラーの固定ボルトが折れたそうです。

修理とともにOHのご依頼です。

ボルトが折れる??ラインローラーの固着

ジュラルミン製の固定ボルトで、結構簡単に折れます。

アーム固定軸が完全に固着しているので、外れずに折れてしまっています。

固着のレベルが尋常じゃないので、破壊するしかないですね。

固着はがし

ラインローラーが取れました。

パーツがある機種だと多少破損しても、交換パーツで対応できます。

ベアリングを取ります。

ブッシュを取りました。

軸をカットします。

やっとこさベアリング取れました。

軸に穴をあけて。

やっと取れましたよ。

1時間くらいかかりました・・・。

ラインローラー交換

新品のパーツを用意します。

写真ではシールドベアリングが映っていますが。

持ち込みのセラミックベライングに交換です。

BSLRとHYDRAで仕上げます。

上出来です。

ハンドルノブとスプールの調整

ハンドルノブのベアリングを交換します。

シャリ感があります。

シム調整します。

0.20mmから0.15mmへ。

ケミカルはラインローラーと同じオイルを使用しています。

ドラグワッシャーにシマノ純正DG01のドラググリスを添付。

ここまで順調です。

ボディ内部のオーバーホール

ばらしていきます。

ボディ内部。

見た感じ、程度はよさげですが。

洗浄します。

汚れもそこまででもない感じ。

BOREDケミカルでグリスアップします。

組みますが、少々違和感がありますね。

写真がぼけていますが、ピニオンギア上下のベアリングを交換します。

そこまでひどい状態でもないんですが、巻き重り感があるのは、シムがきつすぎるからのようで、0.03mmのシムを抜きました。もともと0.40mm、0.10mmと0.03mmのシムが入っていたようですが、かなりきつい印象でした。

作業完了しました。

ドライブギア左右のベアリングも使用感は感じますが、まだ使えそうなのでそのままとしています。シムを抜いたことで遊びが大きく感じる可能性もありますが、適正な範囲だと思います。

ありがとうございました。

コメント

2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031