21炎月151HGのオーバーホール依頼です。巻きにガタツキが出るということですが、作業時点で固着を確認。

クラッチがおりません。おそらくピニオンギアとベアリングが固着してしまったものと思われます。
目次
ボディ内部の状態
結構汚れていますね。

ドライブギア軸にカーボン汚れがあります。

ピニオンギアが抜けませんね。
フレーム・ボディの汚れの除去
あとフレーム汚れがすごいことに。

上からも取りますが、リールフットがめちゃ汚れています。

クラッチレバーも汚れています。

パーツクリーナーを吹き付けて、確実に洗浄します。

汚れが取れてから、フレームのみガラスコーティング剤で磨きました。
汚れ・小傷・塩水をブロックするinfinity。水性だとリールなどにコーティングしてもベトつかず、竿・リール・タックルBOX・クーラーBOXなどオールマイティに使用できます!

きれいさっぱりですね。
固着はがし
ベアリングとピニオンギアのみ固着なので、比較的簡単にはがせました。

さびもそこまでないので、軽く研磨して使えます。

洗浄から、組み上げ
ALL分解、洗浄を終えました。

まっくろですね。

ベアリングは3点交換します。

高耐食ベアリングに交換です。

スプールベアリングはそのままで、BOREDのNEMEAとBALBOAで仕上げます。
ドライブギア軸ベアリングは交換し、BOREDのBSLUを添付します。

固着防止ですね、ピニオンギア周りも同様に該当オイルで保護しておきます。
また、ドラグ音が少し小さいのでラチェットを交換です。

純正グリスDG02でグリスアップです。

最後にハンドルノブを洗浄します。

ここもBSLUを添付しました。
全体を磨いて作業完了です。

外観だけではなく、汚れのつきやすいところも水性ガラスコーティングしています。防錆性が高いオイルでガードしているので、さびにくくなっていると思います。

ありがとうございました。
シマノ(SHIMANO)
¥18,594 (2025/04/23 05:19時点 | Amazon調べ)

コメント