ステラに引き続き3台目、ダイワスピニング、TEAM DAIWA X4000iのオーバーホールです。
時折逆回転するそうです。
ローターの調整
ローラークラッチという表現が正しいのかわかりませんが、ローラークラッチがローターに内蔵されている構造です。
恐らくグリス?オイルの粘度が上がってローラークラッチ内部で滑っているんだと思います。
バラシて洗浄します。
オイルをしみこませて。
セッティングします。
一応逆回転しないので、大丈夫だと思います。
オーバーホール
それではオーバーホールしていきます。
ハンドルノブのベアリングはさびていました。
なお、ベアリングが全部で5個ありますが、すべてゴロゴロだったので4個交換しています。1個はどうしても外せなかったので、そのままにしています。
ローターも洗浄します。
オイルの劣化がすごいです。35年位前のモデルだそうですから、それなりの状態です。
ラインローラーのベアリングもゴロゴロでした。
洗浄を終えました。
この時点でこれだけの汚れ。
それではボディ内部へアクセスします。
抑え板にグリス??がこびりついています。
内部がこちら。
腐食と塩上ですかね。
ギアと内部の汚れだけでこの状態です。
綺麗にしました。
抜けないベアリングが、ドライブギアの外側のベアリングです。固着して外れないんですよね。
それ以外のベアリングは新品に交換します。
このベアリング、外そうとするとギアを破損しそうなのでそのまま使用することにします。
ウォームシャフトをグリスアップします。
ギアグリス、ボアードDELTAをしっかり添付します。
回転が思った以上に滑らかになりました。
ベアリングを外すのは出来ますが、代替パーツが無いので、出来る限りギアへの負荷がかからないようにベアリングを取り出すのは断念しました。
ドライブギアの欠けが少し確認されましたので、大きな負荷がかからないよう注意して使用した方がいいです。
ありがとうございました!
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