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オーバーホール依頼 09カーディフベイト 51S DC ドラグサウンドチューン

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スピニング5台、ベイト3台のオーバーホール、またドラグノブの改造依頼をいただきました。

まずはカーディフベイトのOHとドラグサウンドチューン、KDWさんのオフセットクラッチの取り付けが作業内容となります。

最後にドラグノブの改造依頼も記載しております。

オーバーホール&ドラグサウンドチューン

ばらします。社外製のギアだそうです。

アブガルシアのドラグパーツを組み込みます。

なお、バーツが右用のものを加工していました。作業完了後に左用のものを加工し取り付けております。

洗浄します。

ベアリングは大きな不具合は出ていないですね。

まずはオフセットクラッチを取り付けます。

ゆるみ止めでテンションを調整する形ですね。

なお、アブガルシアのパーツはそのままでは使えないですね。

ギアに乗せてもはみ出るので、イヤーワッシャーの外側を削って加工します。

入りました。

次は内側の穴を広げます。

9mm→11mmまで広げて。

固定は両面テープで止めます。

接着剤を使うと外せなくなります。

純正のワッシャーは約1mm程の厚みがあるので、どちらも外して、アブガルシアのワッシャー4枚入れます。

BOREDのOMEGAとSIGMAでグリスアップしましたが、ギア鳴りが強いのでALPHA粘性を下げました。

全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。

その他、ウォームシャフトとウォームシャフトギアにはOMEGAを添付し、各部ベアリング回りはCHIMERAでオイルアップ、粘度調節しています。

CHIMERAはミルスペック(アメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格)を上回る長寿命低揮発の油膜を維持、ヌル付きやベト付きなどの粘弾性を極力排除しサッパリとした質感のオイルとなっています。

ギアの加工ですが、ワッシャーを抜いた分(1.8mm位)より、入れた分がわずかに厚みが出る(2.2mm位)のですが、干渉せずにギリギリ入りました。

ギア鳴りが御座いますが、無事作業完了しました。

ありがとうございました。

18ステラのドラグノブの加工(追記)

22ステラのドラグノブを18ステラ世代の夢屋スプールに使用されているそうで、ドラグノブの高さが足りず使いにくいということで、18ステラのノブを移植できないかと相談をいただきました。

左側22ステラ、右側18ステラ。

ドラグノブのパーツ構成ですが、上部のノブのグリップ部分(実際につまむところ)とその受け皿となる本体以外は同じですね。

このグリップ部を交換できないかと言う相談でしたが、形状が合いませんでした。

下の写真のパーツの高さがあればかさ上げできるんですが加工は難しいですね。

スプール側にワッシャーを追加するのが現実的かもしれません。お力になれず申し訳ございません。

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