スピニング5台、ベイト3台のオーバーホール、またドラグノブの改造依頼をいただきました。
まずはカーディフベイトのOHとドラグサウンドチューン、KDWさんのオフセットクラッチの取り付けが作業内容となります。

最後にドラグノブの改造依頼も記載しております。
オーバーホール&ドラグサウンドチューン
ばらします。社外製のギアだそうです。

アブガルシアのドラグパーツを組み込みます。

なお、バーツが右用のものを加工していました。作業完了後に左用のものを加工し取り付けております。
洗浄します。

ベアリングは大きな不具合は出ていないですね。
まずはオフセットクラッチを取り付けます。

ゆるみ止めでテンションを調整する形ですね。
なお、アブガルシアのパーツはそのままでは使えないですね。

ギアに乗せてもはみ出るので、イヤーワッシャーの外側を削って加工します。

入りました。
次は内側の穴を広げます。

9mm→11mmまで広げて。

固定は両面テープで止めます。

接着剤を使うと外せなくなります。
純正のワッシャーは約1mm程の厚みがあるので、どちらも外して、アブガルシアのワッシャー4枚入れます。

BOREDのOMEGAとSIGMAでグリスアップしましたが、ギア鳴りが強いのでALPHA粘性を下げました。
その他、ウォームシャフトとウォームシャフトギアにはOMEGAを添付し、各部ベアリング回りはCHIMERAでオイルアップ、粘度調節しています。
ギアの加工ですが、ワッシャーを抜いた分(1.8mm位)より、入れた分がわずかに厚みが出る(2.2mm位)のですが、干渉せずにギリギリ入りました。

ギア鳴りが御座いますが、無事作業完了しました。
ありがとうございました。
18ステラのドラグノブの加工(追記)
22ステラのドラグノブを18ステラ世代の夢屋スプールに使用されているそうで、ドラグノブの高さが足りず使いにくいということで、18ステラのノブを移植できないかと相談をいただきました。

左側22ステラ、右側18ステラ。

ドラグノブのパーツ構成ですが、上部のノブのグリップ部分(実際につまむところ)とその受け皿となる本体以外は同じですね。
このグリップ部を交換できないかと言う相談でしたが、形状が合いませんでした。

下の写真のパーツの高さがあればかさ上げできるんですが加工は難しいですね。

スプール側にワッシャーを追加するのが現実的かもしれません。お力になれず申し訳ございません。
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