20ツインパワー C2000SHGの改造オーバーホール依頼です。
フルベアリング化、軽巻きチューンでの依頼です。
ラインローラー2BB化&ローターナットBB化
ローター、スプール、ハンドルを分解して。
ラインローラーを2BB化します。
10ステラ、13ステラSW4000番のラインローラーを移植します。
ラインローラーはLIGHTDUTYで仕上げます。
低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。
ローターナットベアリング化。
18ステラのローターナットとシール、と22ステラのブッシュを追加。ローターナットベアリングは高耐食ベアリングに変更です。
ウォームシャフト上下BB化&ベアリングオイルチューン
ボディ内部です。
若干ギアのザラツキがあります。
グリスバランスは問題ないんですが、どういう訳かノイズがありますね。
洗浄していきます。
汚れもそこまでないです。
ボディ内部のベアリングにはLIGHT DUTYを添付します。
粘度調節でBALBOAですね。
フィッシングリール、スケートボード、サイクルパーツなど、ミニチュアベアリング部及びメタルパーツ全般での使用をお勧めします。
中間ギアのシムが結構分厚いんですよね。
クリアランスを考えるとちょうどいいような感じもしますが、0.15mmを0.10mmへ変更します。
ギア、ウォームシャフトはBOREDのTHETAでグリスアップします。
巻き感はライトになりますが、ザラツキが残りますね。
ギア交換してテストします。
しかし、変化がほぼありません。
中間ギア軸が少しぶれているような感じです。ウォームシャフトの回転もスムーズではないんですよね。
ウォームシャフトピンの圧が強いのかもしれません。
0.20mm→0.10mmへ。
シムを減らし過ぎました、、、。
ベアリングも交換してみましたが、やはり関係ないですね。
ウォームシャフトピンのシムは0.15mmへ変更して、組みなおします。
巻き感は非常にライトになりましたが、少しノイズが残りますね。
感度が上がったので本来ノイズは強く出ますが、シム調整とケミカルバランスの調整で比較的ザラツキを抑えられている状態です。
ありがとうございました。
さらに質実剛健の極みへ。