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オーバーホール依頼 18ステラ 4000XG ハイパーチューン

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18ステラ4000XGのはいパフォーマンスチューン依頼です。

新品購入時から巻きのフィーリングが良くないので、メーカーに2度ほど依頼したそうですが、状態があまり改善しないということで依頼をいただきました。

ハイパフォーマンスチューン

ローター、スプール、ハンドルは使用回数が少ないので異常なしですね。

ボディ内部です。

ギアです。

グリスが流れてしまっています。

OHから帰ってきて、違和感がありオイルアップされたんですかね。

元々のグリスの添付量も多いので仕方がないです。

洗浄します。

まずはウォームシャフト下のシムを置換します。

0.4mmです。

中間ギアは0.08mm。

問題はピニオンギアとドライブギアです。

ピニオンギア、0.56mm

0.57mm

少しガタツキがあるので、0.58mm迄入れてみましたが・・・。

ローターナットのテンション調整の為に上にシムを入れてみて。

最終的には、0.53mmです。少しカタツキます。

ここもシムを抜きました。

ウォームシャフトに当たっているようなフィーリングなので、0.2mmから0.15mmへ。

なお、ドライブギアは0.18mmです。

元々0.20mmで入っていたんですが、ピニオンギアを厳密に調整していくとわかりますがハンドルの遊びが無さすぎるんですよね。

0.19mmにしてみたりもしましたが、ここも0.02mm分抜きました。

グリスアップします。

BOREDのDELTAとボディ内部はBOREDのOMEGAで仕上げています。

全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。

全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。

10回位組みなおしていますが。

0.01mm単位で調整していきます。

ノイズが取れません。

なかなか難しいですね。

メーカー側もボディ内部のパーツ交換ではなく、ボディ自体を入れ替えてみる等テストした方がいいのではないかと思うようなフィーリングです。恐らくボディの問題が大きいと思います。クリアランスを取るとザラツキやノイズが顕著になります。

ローターが少し振れもあり、ザラツキを取りきってノイズを極力無くなるように、回転がスムーズになるように調整しました。

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