21コンプレックスXRのチューニング依頼です。ハンドルのガタツキが大きいということでシム調整&軽巻きチューンの依頼です。
チューニング
ガタツキはそれほどでも感じませんが、確かにギアノイズがあります。
早速ボディを開けます。
グリスも特に多いという訳でもないですね。
いったんグリスを流します。
新品と変わらない状態ですね。
洗浄しました。
ドライブギアの遊びは、いろいろ試しましたが、0.01mmだと緩い。
でも0.025mmになるとノイズが強くなります。
最終的には0.01mmの内シムを入れます。
ピニオンギア下部のウェーブワッシャーから平シムに変更します。
ただ、クリアランスを取るとシュルシュルとノイズが出ます。
微調整するも違和感が取れないので、ウェーブワッシャーで組みます。
ギアはボアードでグリスアップします。
ALPHAとOMEGAで調整します。
全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。
全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。
ローラークラッチにも汚れがあるので洗浄します。
少し固定ネジのネジ穴がゆがんでいるのかもしれません。
中間ギアのシムも変更します。
0.07mmでテストしましたが、0.1mmで決まりました。
ベアリングはオイルチューンでテスト。
グリスアップして再度テスト。
ベアリングが原因ではないです。
ウォームシャフト上下をベアリングに交換してテスト。
ここも平シムへ変更。
感度が上がりましたが、ノイズが消えず。
不具合の可能性としては、ボディのゆがみ。具体的には摺動子ガイド、メインシャフトの軸ブレが考えられます。
可能性が低いですが、もう一つ。
ギアの不具合。
申し訳御座いませんが、いったん組んで保留と致します。
ライトリグを究めるC2000サイズとパワフルな2500サイズでバスフィッシングの新たな扉が開く。
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