ドラグサウンドチューン後編、前回オリジナリティーを出そうとした結果失敗したので、
結局、先人の知恵をそのまま真似てカスタムしていくことにしました・・・。
必要なパーツ
17エクスセンスDCのパーツを発注しました。
- 17エクスセンス DC 右 短縮コード: 03735 32番 スタードラグ板 650円
- 17エクスセンス DC 右 短縮コード: 03735 33番 スタードラグ座金 850円
- 17エクスセンス DC 右 短縮コード: 03735 34番 ドラグ音出シラチェット 350円
- 17エクスセンス DC 右 短縮コード: 03735 35番 ドラグ音出シピン 250円
- 17エクスセンス DC 右 短縮コード: 03735 36番 ドラグ音出シバネ 150円
- 17エクスセンス DC 右 短縮コード: 03735 37番 ドラグバネホルダー 150円
合計2,400円(税抜)となります。
以下の写真で言うと、次の通りです。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8361.jpg)
- 上段・・・16メタニウムMGL
- 中段・・・17エクスセンスDC
- 下段・・・19炎月CT
スタードラグ板はエクスセンスDCがジュラルミン製で一番軽いみたいですね。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8362.jpg)
19炎月CTのスタードラグ座金は、ハンドルーターで内径を広げているので比較にはなりませんが、若干素材が異なります。
外径も17エクスセンスDCの方が僅かに大きいです。
また19炎月CTバネとバネホルダーも加工している(壊してしまった!!)ので、比較にはなりませんが、唯一バネのみ形状が同じようです。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8363.jpg)
ピンのサイズも違いますので、流用は難しいみたいです。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8364.jpg)
前回の目論見は完全に失敗です・・・ね。。
パーツの重量比較
重量を比較していきます。スタードラグ板とその他交換するパーツで比較してみます。
16メタニウムMGL
交換する元のパーツの重量、5.3gとなります。
スタードラグ板・・・4.8g
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8367.jpg)
スタードラグ座金・・・0.5g
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8370.jpg)
17エクスセンスDC
交換するパーツの重量ですが、4.9gとわずかに軽量化します。
スタードラグ板・・・3.4g
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8365.jpg)
その他パーツ(スタードラグ座金、他)・・・1.5g
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8369.jpg)
19炎月CT
あくまで参考として紹介します。合計7.8gです。
スタードラグ板・・・6.4g(ステンレス製でしょうかね。)
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8366.jpg)
その他パーツ(スタードラグ座金、他)・・・1.4g
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8368.jpg)
組み上げ
前回とほぼ同じですが、組み上げ作業を紹介。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8371.jpg)
開けた穴が3.2mmなので合わないのですが、つかない訳ではなさそうなので試してみました。
スタードラグ座金はドラググリス添付。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8372.jpg)
シマノのドラググリスです。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8373.jpg)
座金を乗せて。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8374.jpg)
音出しラチェットをセット。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8375.jpg)
スタードラグ座金を乗せて。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8360.jpg)
ドライブギアシャフトに差し込みます。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8376.jpg)
穴がジャストじゃないので少しずれてますね。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8377.jpg)
インナーチューブをセットして。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8378.jpg)
組んでみてテストしました。
少しテストしていると、不意にピンが外れてしまいました。
と言うことで、新たに3mmの穴を開けました。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8379.jpg)
オイルを付けてドリルで開けます。このルーターがドリルもセットになっていて便利ですね。
小さい径から開けていきましょう。
小さい穴が開くとあと広げるのは比較的簡単で、慣れれば数分で開けられると思います。
そして、音出しバネホルダーというポリプロピレン製?のパーツはグリスを塗って簡易的に固定するとセッティングしやすいですね。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8380.jpg)
バネ、ピンをセットして。
後はさっきと同じです。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8381.jpg)
今回はきれいにピンが内側に隠れていますね。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8382.jpg)
ドライブギアにグリスを添付して。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8383.jpg)
今回はボアードグリスをテスト。
単体使用だと緩いので、IOSギアグリスと混合しました。
IOSギアグリス、使用感はとてもいいんですが、わずかにマイクロモジュールギアのノイズを完全に取り切れていない感じがするんですね。
後編まとめ
無事ドラグすべりする際にクリック音が出る様になりました。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_8384.jpg)
ドラグを使うのでギアグリスは緩めでも大丈夫だと思いますが、しっとりとした巻き心地にしたい所ですね。実際のドラグサウンドの導入したテスト結果と、ギアグリスの考察については別途紹介いたします。
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