3台目の12ヴァンキッシュのOHです。
ハイパーチューンでの依頼。
オーバーホール
こちらの状態がよさそうです。
ハンドルノブにはシムを追加します。
ラインローラー内の余分なシム類を抜きました。
ハンドル、スプール、ローターは完了です。
続いてボディ内部です。
内部もそれほど問題があるような感じではないです。
汚れ自体はそこそこあります。
洗浄を終えました。
ドライブギアにはボアードALPHAを、
全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。
ウォームシャフトにはOMEGAを添付します。
全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。
シムを追加。
0.01mmですね。まだガタがあるのですが、0.03mmだとノイズが出ます。
いったん組みます。
スプール上下でカチカチが発生したので、ウォームシャフトピンを交換してみます。
18ステラベースの改造です。
再度組みなおしてベアリング4点交換してみたところ、ガタが出るので0.03mmでちょうどかな?というレベルです。
ピニオンギアの底上げを行いローターガタを取ります。
ウェーブワッシャーを追加します。
現状だと、ベアリング交換による効果はありますが、ピニオン上部はオイルチューンの方がいいですね。
ウォー
ムシャフトピンを交換すれば改善するかもしれません。
再調整7/21
ウォームシャフトピンを探します。
現行だと、19ストラディックの4000番が同一のようですが、在庫が無かったので、代替のウォームシャフトピンを探した所、13ステラSW5000番のものがほぼ一緒のようなので、交換してテストしました。
問題ないですね。
ウォームシャフトピンカラーとベアリングを元に戻します。
グリスの量を調整してノイズは減少しました。ピニオンギア上部のベアリングが交換が必要なさそうなので、こちらも元に戻しておきます。
作業完了しました。
ありがとうございました!
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